ドラゴンボールはその人気からこれまで劇場版が19作ほど制作されています。
劇場版作品は原作にはいない敵と戦いを繰り広げることが面白さの1つですよね。
原作やアニメで強敵と戦って成長しているにもかかわらず、より強大な敵が現れると思わず惹きつけられてしまいますね。
今回は劇場版作品のキャラの中でターレスについて執筆したいと思います。
強さと戦闘力、悟空やバーダックの関係について掘り下げていきたいと思います^^
ターレスとは
ターレスは、劇場版第6作『ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦』(1990年7月7日公開)に登場するメインの敵キャラクターです。
ターレスもまたサイヤ人であり、惑星ベジータが破壊された際の生き残りです。
惑星ベジータの崩壊後は、自軍のクラッシャーターレス軍団を率いて宇宙を支配しては回っていました。
サイヤ人の中では下級戦士の生まれです。
しかし宇宙を支配し回っているだけあり、その戦闘力は下級の生まれからは逸脱しています。
それは身体増強効果のある神精樹(星のエネルギーを養分にする樹)の実を食べ続けているためです。
容貌は悟空とバーダックとそっくりです。
違いを挙げるとすれば、浅黒い肌と赤いスカウターを身に着けていることです。
性格は残虐でありながら、冷静です。
ちなみに名前はレタスが由来なのだそうです。
ターレスの強さと戦闘力
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本作は、悟空がナメック星に到着した頃の話と考えられています。
『ドラゴンボール大全集』にも
“悟空の道着の、胸と背の悟マークから考えて、悟空がナメック星に到着した頃の話と思われる”(引用)
との記述があるそうです。
なので、その時の戦闘力や強さを元に考えていきたいと思います。
ターレスは下級の生まれのため、生まれ持った戦闘力の上限は高くはありません。
しかし神精樹の実を食べて身体増強をしてきたため、本来であれば下級戦士ではありえない戦闘力にまで達しています。
地球に来た時にも3万ほどの戦闘力はあったようです。
次に劇中での戦況についてです。
まず原作ではギニューの見立てによると、悟空の戦闘力は5000→6万→8万5000と上がっていったようです。
ターレスは悟空と戦闘では、最初は悟空に押されていたようですが、神精樹の実を食べて劣勢をはねのけたようです。
その後も神精樹の実を食べ続け、界王拳(10倍)を使った悟空を圧倒したようです。
しかし最後は悟空が神精樹のエネルギーを集めて作った元気玉を喰らって消滅しました。
よって強さの順は、
ターレス(神精樹食後)>10倍界王拳悟空(60万~85万)>悟空(6万~8万5000)>ターレス(3万)
になります。
よって少なくとも20倍~約28.4倍は強くなっていると思われます。
神精樹の実を食べ続け10倍界王拳悟空を圧倒したことを加味してその2倍強いと考えると、120万~170万くらいなのでしょうか。
悟空やバーダックとの関係性
ターレスの特徴といえば、容姿が悟空やバーダックにそっくりなことです。
その顔は悟空やバーダックそのものといっても過言ではありません。
実際にこの劇場版のキャッチコピーは“悟空が二人!?”だったそうです。
このように容姿が似ているのは公式でも認められていることです。
ここで気になってくるのが、血縁関係があるのか、あるいはただ似ているだけなのかです。
結論から言えば、血縁関係はなく、顔が似ているだけです。
実は原作者の鳥山明さんは、サイヤ人の顔は種類が少ないという裏設定を作っていたと述べているそうです。
このことを聞いたアニメスタッフは悟空と同じ顔をしたキャラクターが敵というのは面白そうと考えて、ターレスを主敵にしたこの劇場版の制作に至ったようです。
劇中ではターレスも、サイヤ人の下級戦士は使い捨ての駒なので顔の種類が少ないといった旨の発言をしているようです。
悟空とバーダックとターレスの顔がそっくりなのは、血縁関係のためではなく、同じ種類の顔に生まれただけのようですね。
ちなみにこの劇場版では、顔が同じなので悟空、ターレス、悟飯の3人とも野沢雅子さんが演じています。
なんでも制作側の遊び心で野沢さんを困らせようと3人の会話の量を増やしたそうですが、野沢さんが演じきったため尊敬のまなざしで見られているのだとか!
まとめ
・ターレスは劇場版第6作の主敵で、悟空とそっくりの容姿のサイヤ人
・ターレスは地球襲来時に少なくとも3万、神精樹を食べた後で120万~170万と思われる
・3人に血縁関係はなく、サイヤ人の下級戦士は人種が少ないので同じ種類の顔に生まれてそっくりなだけ
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
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