寄生獣の映画かは、アニメ化とほぼ同時期の2014年に放映されました。
寄生獣の映画は、前編と後編の2部作で構成されていましたね。
漫画が原作の映画化については、ファンの好みに合っていないと色々と騒がれることにもなっていますよね?
今まで、色々な漫画が映画化されてきました。
「原作のほうが良かった・・・・」
「やっぱり、漫画は映画化しちゃだめだよ・・・」なんて感想もあります。
今回はこんな寄生獣が映画化されたことについてまとめてみました。
映画寄生獣について
寄生獣の映画化が決まったのは、原作の漫画が終了してからなんと20年もの時間が過ぎていました。
その背景にはアメリカが所有していた映像化権が関係していたようですね。
アメリカでは映画やアニメのネタになるものの、映像化権をとりあえず所有することが良くあります。
しかし、漫画などの原作が映像化されないまま、塩漬け状態になってしまうことがよくあようですね。
アメリカが所有していた寄生獣の映像化権も期限が切れ、原作の日本が映画化とアニメかに一気に動き出したのです。
寄生獣の映画には、豪華キャストが出演していますね。
主人公 泉新一役には染谷将太。
ミギーはCGですが、声優に阿部サダヲ。
寄生生物パラサイトの田宮良子役には深津絵里。
寄生生物パラサイトの島田秀雄役には東出昌大。
泉新一の彼女、村野里美役には橋本愛。
その他、北村一輝、國村隼、浅野忠信などの有名なキャストが出演しています。
阿部サダヲが声優に起用されたときは
「どんなミギーを演じてくれるんだ!?」
と寄生獣ファンは色々と期待したのではないでしょうか?
また、寄生獣の主題歌には、BUMP OF CHICKENの「パレード」が使われています。
山崎監督からの強いオファーもあったようですが、このBUMUのメンバー実は原作の大ファンだそうです。
BUMPUメンバーが10代のころに色々と語りあった思い出の漫画だったみたいですね。
原作の完結から20年の年月が経ち、映像が進化した現在で映画化として再現された寄生獣。
寄生生物の補足シーンやバトルシーンはやはり、1990年代では再現できなかったのではないでしょうか?
しかし、映画の内容についてはファンの中では色々と物議を醸しているようですね。
寄生獣の原作と映画の違い
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寄生獣の原作と映画の内容は少し変わったところがありました。
原作は全10巻、64話で完結しています。
完結の仕方もすごくシンプルで、ファンが納得できる終わり方を見せたのではないでしょうか?
しかし、10巻の短い漫画とは言え、2部作の映画にすべての内容を入れ込むことには少し無理があったようですね。
原作の漫画の中では、いくつかの名シーンがありました。
漫画の画力の評価はあまり高くありませんが、伏線となる話の進め方や、登場人物が表せす人間力の評価が名シーンとしてとても高く評価されていましたね。
短い時間の映画の中にこの寄生獣の魅力となる、話の伏線や人間力などをすべて表現することは難しかったようです。
特に、寄生生物に頭を寄生された後の母親との決着。
原作では、母親が寄生生物パラサイトに寄生され、泉新一が母親であるパラサイトを殺しに行くというシーンです。
漫画の中では、泉新一がパラサイトに寄生された母親のとどめを刺そうというところで、母親の右手火傷の後を見てしまってとどめを刺すことができませんでした。
この母親の右手の火傷は、幼少時代の泉新一をかばったときにできた火傷で、母親の泉新一への愛が描かれています。
しかし、映画の中の母親との決着のシーンについては内容がかなり変わっていました。
パラサイトに寄生された母親が新一にめがけて、刃を振り下ろすシーンで首から下の母親が火傷をしている右手でその刃を止めるという最後に変わっているのです。
漫画の中では完全に寄生生物に乗ったられた母親と、映画では頭を乗っ取られても母親の愛は残っているという感じになっていましたね。
原作の寄生獣のファンの中ではこの変更点は少し納得がいかないようです。
また、完結編での寄生生物後藤との最後のバトルシーンも違いがありました。
ミギーを失った泉新一が、最後に後藤に地面に埋まっている鉄の棒を打ち込むシーンです。
原作では、ゴミが不法投棄された山奥でのバトルシーンでした。
また、後藤に打ち込んだ鉄の棒には産業廃棄物から発生する有毒がついているものでしたが、映画では放射能物質に変わっていましたね。
寄生獣の映画は失敗作でつまらないのか
寄生獣の映画の評価については・・・
やはり、寄生獣ファンからしてみたら、少し物足りなかったようですね。
原作の漫画の完成度が高かっただけに、短い放映時間の映画では表現しきれなかったみたいですね。
原作の漫画の中には、数々の名シーンがありました。
その名シーンがすべて伏線としてつなっがっているんですが、映画の中で表現するには少し無理があったようですね。
初めて、寄生獣を映画で見た人にSFバトル映画という印象になると思います。
しかし、原作を知っているファンにとっては、やはり少し物足りないものになっているのではないでしょうか。
特に、主人公泉新一が人間臭いところから、寄生生物のミギーと共存することで、寄生生物寄りに思考が変化していく様子は映画ではうまく表現できていませんでした。
漫画のファンが期待した、人間と寄生生物との関係性というよりも、映画の寄生獣は漫画をただ映像化したけという感じで終わってしまったようにも思えますね。
まとめ
・映画寄生獣はアメリカが所有していた、映像化権の期限が切れたことで映画化された。
・キャストには染谷将太、深津絵里、東出昌大、阿部サダヲなどが出演している。
・原作と映画では原作での名シーンや、話の伏線が再現されきれなかった。
・原作の漫画の完成度が高かったことから、映画では原作が表現しきれずに寄生獣ファンからは少し物足りない作品になっている。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
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