ジョジョの奇妙な冒険に登場する広瀬康一。
ジョジョ4部からの登場人物のなかでも人気の高いキャラクターです。
その人気の理由は広瀬康一とスタンドのエコーズが理由の一つとなっているでしょう。
ジョジョに登場するスタンドの中には進化するスタンドがいくつか登場します。
そして、この広瀬康一のスタンドもストーリーの中で進化を見せたスタンドです。
そこで今回はこんな広瀬康一とスタンドのエコーズの進化・成長についてまとめていきたいと思います。
広瀬康一(ひろせこういち)とは
Josuke Higashikata -東方 仗助
Koichi Hirose – 広瀬 康一 pic.twitter.com/p5S7puYLra— ً (@jojostetic) September 21, 2019
広瀬康一とはジョジョ4部から登場したスタンド使い。
主人公の東方仗助が通う高校の1年生で15歳。
身長157㎝、体重39.5㎏と高校生にしてはかなり小柄。
195㎝の空条承太郎と並ぶシーンでは、股間の位置より小さなことから小学生並みに小さく感じるほど。
スタンド能力に覚醒した経緯は、虹村兄弟の兄、虹村形兆にスタンド能力を覚醒させる矢に射貫かれたことがきっかけ。
このスタンド能力を覚醒させる矢に射貫かれた者は、スタンド能力の素質がないと死んでしまうというもの。
しかし、広瀬康一はスタンド能力に目覚め一命をとりとめています。
ただ、矢で射貫かれた傷は東方仗助のスタンド、クレイジーダイヤモンドでキズを治しているという特殊なケース。
このことから広瀬康一にスタンド能力の素質があったのかは分からないままとなっています。
登場当初は頼りない性格でしたが、スタンド能力に目覚めてからの広瀬康一は色々なスタンド使いと遭遇することで成長します。
ジョジョの奇妙な冒険の中でも最も成長したキャラクターと言えるでしょう。
特に小林玉美、間田敏和、山岸由花子、岸部露伴などのスタンドを通じて関わりは広瀬康一の成長には欠かせない出会でした。
また、敵だった人物も広瀬康一の優しい心や勇気ある行動に感服され尊敬するようになります。
そして極めつけは、あの空条承太郎にも一目置かれ頼りにされるほど。
ジョジョ5部にも登場していて、空条承太郎の依頼でイタリアにディオの隠し子であるジョルノ・ジョバーナを調査していたことも。
イタリア語については、岸辺露伴のスタンド、ヘブンズドアーの能力でイタリア語が話せるようにしてもらったとのこと。
ジョジョ4部では特に重要な位置づけのキャラクターとなっていてます。
吉良吉影との闘いのラストでは広瀬康一のスタンド、エコーズによりピンチを切り抜けることができました。
エコーズのスタンド能力:進化・成長ごとの強さ
広瀬康一のスタンド「エコーズ」
ジョジョシリーズのなかでもスタンド能力が進化したスタンドと言えば広瀬康一のエコーズが代表といえるでしょう。
広瀬康一がスタンドのエコーズは作中で2度進化しています。
1度目は山岸由花子との闘い、そして吉良吉影の遠隔操作型のスタンド、シアーハートアタックと闘ったときとなっています。
そのどちらも、本体の広瀬康一が精神的に大きく成長したときと関係しています。
広瀬康一のスタンド、エコーズの進化・成長ごとの強さについて紹介していきましょう。
act1(アクトワン)
エコーズACT1の目ってよく見るとマイクの形してんだよナーーーー好き pic.twitter.com/QUEv6rQYXw
— あおば れなJO垢 (@jojo43_rena) June 30, 2019
エコーズact1(アクトワン)は広瀬康一が初めてスタンド能力を覚醒させたときに出現させたスタンドです。
虹村形兆に矢で射貫かれたときに目覚めた能力で、最初の姿は大きな卵。
小林玉美のスタンド、ザ・ロックにより母親と姉が襲われたときに卵から生まれるかたちで姿を現しました。
スタンドのステータスは
【破壊力 – E / スピード – E / 射程距離 – B / 持続力 – B / 精密動作性 – C / 成長性 – A】
スタンドの能力は
『物体や相手の身体に音を染み込ませる能力』
スピードやパワーはほとんどなくスタンドでの攻撃力はほとんどありません。
その反面、射程距離は50mと広範囲。
物体や人のからだに音を染み込ませ繰り返し反響させることができる。
また、広瀬康一の気持ちを音として、相手に強く伝えることもできる。
小林玉美のスタンド、ザ・ロックにより疑心暗鬼になった、広瀬康一の母親と姉はこのact1(アクトワン)の能力によりスタンド能力を打ち破ることとなる。
また、染み込ませた音は自由自在に開放することができ応用の幅も広い能力となっている。
act2(アクトツー)
エコーズ ACT2(アクトツー)#jojo #jojo_anime #ジョジョ #ジョジョの奇妙な冒険#tokyomx pic.twitter.com/57rw6aEA04
— “嘲笑のひよこ” すすき (@susuki_Mk2) May 27, 2016
エコーズact2(アクトツー)は山岸由花子は一方的に惚れ込まれ、軟禁されたときに進化したエコーズの姿。
act1が蛹のような状態になり、虫が羽化するように脱皮することで大きく姿を変えています。
act1が進化した姿で、人型に近づいた容姿になっています。
広瀬康一の精神的成長とリンクしていたと思われ、スタンド能力も進化、成長しています。
スタンドのステータスは
【破壊力 – C / スピード – C / 射程距離 – B / 持続力 – B / 精密動作性 – C / 成長性 – A】
スタンドの能力は
『しっぽの擬音に触れると、擬音と同じ効果を発動させる能力』
例えば、「ヒュ~」という擬音のしっぽに触れると、風に吹かれたような体験をする。
また、「ボヨッヨ~ン」という文字のしっぽに触れると硬いものでもボヨッヨ~ンと柔らかくなる。
しっぽの擬音は切り離して、物や人に張り付けることもできる。
ただ、切り離した尻尾で使える擬音は1つのみ。
act1では「音」のみだったが、act2の能力は「音」が具現化する進化を遂げている。
しっぽの擬音は攻撃にも使うことができ、「ジュ~ッ」という擬音を触れさせれば火傷を負わせることもできる。
ただ、スタンド自体の攻撃力は少し強くなってる程度で、近距離タイプのスタンドには勝ち目がない。
act3(アクトスリー)
エコーズアクトスリーきた!!
康一くんの髪型が顔つきがどんどんカッコよくなっていくうう pic.twitter.com/SOjIZoZFvm
— ぷーま (@IDpuma) September 12, 2018
エコーズact3(アクトスリー)は吉良吉影のスタンド、シアーハートアタックと対峙したときに進化したエコーズの姿。
act2に進化したときと同様に一度、蛹の状態になり羽化する形で出現しました。
act1、act2の時とは違って、完全な人型の姿。
また、自我を持っていて本体の広瀬康一の意思と関係なく自分の意思で話すこともできる。
スタンドのステータスは
【破壊力 – B / スピード – B / 射程距離 – C / 持続力 – B / 精密動作性 – C / 成長性 – A】
またジョジョ5部で登場したときはステータスが変化していて
【破壊力 – A / スピード – C / 射程距離 – D / 持続力 – C / 精密動作性 – C / 成長性 – B】
このステータスの変化は、本体の広瀬康一の成長と比例していると考えられます。
スタンドの能力は
『触れた物や人を重たくする能力』
スタンドに触れたものは重力が何倍にもなったように重たくなる。
射程距離が5mと短くなったが、重たくなる能力はエコーズに近づくとさらに重さが増す特徴があります。
この重たくする能力は吉良吉影のスタンド、シアーハートアタックのパワーを抑え込むほど強力で、シアーハートアタックが地面にめり込むほど。
また、重たくする能力はコントロールすることも自由自在に変化させることもできます。
さらに、広瀬康一の意思で、act1、act2、act3にスタンドを切り替えて発動させることも可能。
ジョジョシリーズの中で広瀬康一以外に成長、進化したスタンド使いは吉良吉影、ジョルノ・ジョバーナ、プッチ神父3人。
この3人は「スタンド能力を覚醒させる矢」「ディオの骨」など外的要因が関係しています。
しかし、広瀬康一は精神的に成長することでスタンドを進化、成長させた唯一の人物であります。
まとめ
・広瀬康一とはジョジョ4部に登場したスタンド使いで、スタンド能力に目覚めた経緯は虹村形兆にスタンド能力を覚醒させる矢に射貫かれたこと。
・広瀬康一のスタンド「エコーズ」は作中で2度、進化、成長している。
・エコーズact1の能力は『物体や相手の身体に音を染み込ませる能力』
・エコーズact2の能力は『しっぽの擬音に触れると、擬音と同じ効果を発動させる能力』
・エコーズact3の能力は『触れた物や人を重たくする能力』
詳細についてはこちら
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