Amazonが運営する電子書籍定額読み放題サービス『Kindle Unlimited(キンドル アンリミテッド)』で講談社が提供していた作品がいきなりサービス内から削除されたことが大きく話題になってます…。
アマゾンの独断でこのような配信停止措置を行っていたということです。
なぜ電子書籍の配信停止になったのかその理由について深掘りしていきます。
Kindle Unlimitedトラブルと配信停止までの経緯
Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)は8月3日からリリースされ、洋書120万冊、国内小説、雑誌、漫画などの12万冊の電子書籍が月額980円で読み放題という読者にとってはかなり嬉しいサービスでした。
しかし、リリースしてからたった1週間で作品数が減りはじめました。
今までは出版社側に不都合があって作品を取り下げていたと思われていましたが、講談社の発表によってアマゾンが独断で配信停止をしていたことがわかりました。
講談社はアマゾンに1200作品を提供していたのですが、サービスのリリースから1週間ほどすると写真集を中心とした17作品が配信対象から除外されていたそうです…。
これに対して抗議をしていると9月30日から17点以外の1000作品の配信が一方的に止められてしまいました。
出版社からすれば努力して電子書籍でのリリースに漕ぎ着けた作品が勝手に配信停止にされるのは努力が水の泡になる上に利用料が得られなくなるのでたまったもんじゃないですよね…。
電子書籍が配信停止になった理由
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配信停止についてはAmazonと出版社との利用料の支払いになると言われています。
明確にはどのような契約になっているかは公になっていませんが、人気作品から削除されていることを見るとダウンロード数に応じてAmazonが利用料を出版社に支払う仕組みになっていると言われています。
勝手にこのような措置を取ったのは完全にAmazon側の採算が合わなくなったからだと考えられます…。
サービス開始から1週間で作品を消していることを考えると利用率の高さが高かったことが伺えます。
また、気になったのは配信停止されたのが写真集や雑誌からという点です。
写真集と雑誌が先に消されたのは恐らく出版社とアマゾンの契約ではページ読了数によって利用料が発生する仕組みだったのではないかと考察しています。
個人で電子書籍をKindleで出した場合ですが、ダウンロード数ではなくてページがどれだけ読まれたがで印税が入る仕組みになっているそうです。
そのため、人気の写真集や雑誌などページの読了が早いものから削除されてしまったのではないかと考察しています。
特に写真集なんかはすぐにページをめくって行きますからね…。
どのニュースサイトも書いてあるように採算が合わなくて配信停止をしているのは正しいと思いますが、利用料発生の仕組みは単純にダウンロード数だけではなさそうな印象を受けています。
まとめ
・講談社を含め様々な出版社の人気書籍がキンドルアンリミテッドで配信停止になっている
・電子書籍が配信停止になった理由は利用者が多くアマゾン側が採算が取れないからだと言われている
・出版社への利用料の発生の仕組みはページ読了数によって変わるものだと考察
最後まで読んでくれた方、ありがとうございました!
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