赤木リツコは碇ゲンドウの愛人になぜなった?関係性や最後の言葉は?

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ネルフの技術開発部に所属する赤木リツコ。

その優秀さゆえに仲間からの信頼が厚く頼りにされていますが、実はゲンドウの愛人という裏の顔があります。

今回は赤木リツコは碇ゲンドウの愛人になぜなったのか、関係性や最後の言葉について深堀します^^

赤木リツコは碇ゲンドウの愛人?

結論から言うと、赤木リツコは碇ゲンドウの愛人です。

TVアニメ版では、それがほのめかされている・わかるシーンがいくつも描写されてきました。

例えば、後述とも関連しますがTVアニメ版の第伍話の「レイ、心のむこうに」でゲンドウの人柄を「不器用な人」と言っているシーンです。

ゲンドウは冷酷な人物として描かれているのに、そんな近しくなければ知らないことを何で知ってるんだ?と感じますよね。

 

ただ、これだけでは確定的とは言い切れないという意見もあるかと思いますし、たしかにその通りです。

ですので、より確定的な論拠をご紹介します。

リツコとゲンドウが愛人関係にあるのが確定であるとわかるのが、TVアニメ版第弍拾四話の「最後のシ者」です。

この話では、リツコがゲンドウに「あなたに抱かれても嬉しくなくなったから。私のからだを好きにしたらどうですか?あの時みたいに!」とその胸中を告白しました。

ここから、彼らは男女の関係にあることがハッキリとうかがえますね。

 

なぜ愛人関係になったのか

これまでリツコがゲンドウの愛人であることを述べてきましたが、ではなぜそもそもリツコは彼の愛人になったのでしょうか?

結論から言うと、リツコがゲンドウに好意を抱いていたからでしょう。

アニメ版では元々愛人関係がほのめかされていたので、好きだったから関係を持ったことは想像できても、愛人になるに至った動機がわかりづらかったかもしれません。

 

こちらについては、エヴァの漫画版を見るとその動機がよりわかりやすいです。

漫画版のエヴァではリツコは元々ゲンドウのことが好きだったことがうかがえます。

それは例えば、リツコがゲンドウの写真を眺めるシーンがあるのですが、写真に映るゲンドウを物思いに眺めていたり、ゲンドウとの再会時に頬を赤らめているシーンから読み取ることができます。

このように、過去の時点で好意を持っていたため、愛人になったと考えられます。

 

赤木リツコの「不器用な人」発言

リツコはTVアニメの第伍話である「レイ、心のむこうに」で、シンジに対してゲンドウのことを「不器用な人」と言いました。

この発言から、リツコがゲンドウが男女の関係にあることがほのめかされています。

なぜなら、ゲンドウは基本的に寡黙な人物であり、彼が何を考えているかその深層心理は冬月のように近しい人間にしかわからないはずだからです。

 

事実、ゲンドウは他人から見ると冷酷で利己的な人物として映っています。

シンジやアスカ、レイが使徒との戦闘時に命を落としかねない状況にもかかわらず指示を続行するなど、パイロットの命を何とも思っていない描写がされています。

ですので、実の息子であるシンジからも決して良くは思われていません。

 

にもかかわらず彼女がゲンドウの人柄をそのように感じているのは、彼女がゲンドウに愛情を抱いていて密接な関係にあるから、普段職員に映っている冷酷さが、口下手という風に感じられてある意味良い解釈をしているからでしょう。

 

碇ゲンドウとの関係性

本編での主な関係性としては、リツコとゲンドウはネルフの職員であるので、上司と部下という関係性です。

加えて、上記してきたように愛人関係にあります。

そのため、リツコはゲンドウが目論む恣意的な人類補完計画を知っており、それに協力しています。

 

ですが少し補足すると、リツコとゲンドウはそれ以前から関係性があり、リツコは過去のある時点でゲンドウに恋愛感情を抱いていました。

そもそもリツコが高校生時代、彼女とゲンドウは出会っています。(その時点では好意を持っていたとは言い難いですが。)

その後、リツコはネルフの前身であるゲヒルンへの内定が決まり、働き始めるのですが、そこで自身の母・ナオコがゲンドウの愛人であるのを目撃してしまいます。

それからはナオコの事を科学者として尊敬をしてはいるものの、女性としては軽蔑するようになりました。

 

おそらく軽蔑するようになった時点で、リツコはゲンドウに好意を持っていたと考えられます。

でなければ、嫌悪感を抱かないはずだからです。

ゲンドウに対して母親と同じ気持ちがこの時点で芽生えていたからこそ、嫌な気持ちが湧いてきたのでしょう。

赤木リツコの目的は碇ゲンドウの抹殺?

リツコは旧劇場版、新劇場版ともにゲンドウを抹殺しようとしています。

ですので、大まかな軸としてのリツコの目的はゲンドウの抹殺で間違いはないでしょう。

しかしエヴァンゲリオンはアニメ・映画で結末が異なるのに伴い、そこに至る過程も少し変わってきます。

ですので、同じ抹殺するという動機でも、その中身がアニメ・旧劇場版と新劇場版では全く異なってきます。

 

まず旧劇場版での動機についてですが、こちらは愛人関係のもつれがゲンドウ抹殺の動機に大きな影響を及ぼしています。

そもそもリツコはTVアニメ版の終盤で、自分がレイの替えであり、ゲンドウにただただ利用されていたことに気付いてしまいました。

それがきっかけで、ゲンドウへの復讐のためにレイの模造品が大量に作成されているケースを破壊しています。

旧劇場版でも同様に、愛人関係のもつれからMAGIを破壊してゲンドウとともに心中しようと試みていました。

しかしMAGIを破壊することは出来ず、最後はゲンドウに殺されてしまいます。

 

次に新劇場版ですが、こちらでも抹殺に躊躇はなく、銃でゲンドウの頭を打ち抜きました。

(残念ながらゲンドウは既にその時に人間ではなくなっていたので、打ち抜かれても生きていましたが。)

しかし、射殺した理由は痴情のもつれではなく、ゲンドウの恣意的な人類補完の阻止が大きな理由です。

それがヴィレの目的でありますし、強い絆で結ばれているミサトが望んでいることだからです。

(新劇場版ではアニメ版と異なり、ミサトとの信頼関係も良好であり、2人が強い絆があるのがわかります。)

ゲンドウのリツコへの最後の言葉

旧劇場版では、リツコは痴情のもつれからゲンドウを抹殺しようとします。

その際に2人が対峙する場面があるのですが、そこでゲンドウはリツコに「赤木リツコ君、本当にー…」と何かを言おうとしていました。

ただし、何を言ったかまでは不明です。というのも、「本当にー…」の後のセリフが無音性になっているからです。

なので、視聴者の想像にお任せするといった形になっていて、そういう意味ではゲンドウの真意はわかりません。

 

ですが、このやり取りの最後にリツコがゲンドウに対して「嘘つき」と述べていることから、ゲンドウがどういう趣旨の内容を述べたのかが推測できます。

おそらく、わざわざ「嘘つき」と言っているのだから、ゲンドウがリツコとの関係を肯定的な関係であることを伝えたのではないかと考えられます。

例えば、「愛している」といった好意趣旨の内容だったのではないかと考えられます。

実際、漫画版のエヴァでは「愛している」と述べていますし、

リツコ自身は科学者として優秀だから利用されているだけだと気付いているので、ゲンドウから自分への言葉掛けが全部嘘に聞こえていたのではないでしょうか。

 

まとめ

・リツコはゲンドウと愛人関係にあり、元々好意を持っていたため愛人になったと考えられる

・「嘘つき」の真意は、リツコは好きだったのにゲンドウは同じように愛情を返してくれないから、2人の関係をいいものと述べても、嘘にしか聞こえなかったからだと思われる

・リツコの目的はゲンドウの抹殺と言えるが、アニメ・旧劇場版と新劇場版ではその動機の中身が異なる。前者が痴情のもつれで、後者はミサトに賛同しているから

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最後までお読みいただきありがとうございました!



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