エヴァはシンジをはじめパイロットやミサトなどネルフの職員が話の中心になるので、彼らに注目が行きがちです。
ですが、意外とシンジの学友もキャラが濃く、話の中心ではないものの記憶に残りますよね。
中でも洞木ヒカリは委員長キャラとして印象的だった方も多いのではないでしょうか?
今回は洞木ヒカリのその後や最後について深堀します^^
目次一覧
エヴァンゲリオン:洞木ヒカリ
魅力的な女性で目白押しのエヴァの女性キャラの中でワシが一番好きなのは、昭和の靑春ドラマの脇役的存在の純情可憐なこの人です。
(洞木ヒカリ/委員長/cv:岩男潤子) pic.twitter.com/PNqUY5tgxi
— たまきち (@GoyonoS0222) March 15, 2021
洞木ヒカリはシンジのクラスメイトで、第三新東京市立第壱中学校2年A組に通っています。
性格的にはThe委員長キャラで、性格が真逆で活発で不真面目な鈴原トウジとは何かと言い合いになったりしています。
しかし言い合ってはいるものの、ヒカリはトウジに好意を抱いています。つまり好意の裏返しというわけです。
本当は好きなのに素直に接することができないのは、思春期ゆえの照れくささや恥ずかしさなのでしょう。
一方で真面目キャラではありますが、作中では勝気な性格のアスカと仲が良く、アスカも心を許している様子がうかがえるため、決して真面目一辺倒の頭の固い性格といったわけではありません。
洞木ヒカリのプロフィール
洞木ヒカリは見た目はThe委員長キャラといったルックスで、黒髪のおさげでそばかすがあるのが特徴です。
また、生年月日が明らかになっていません。
ですがエヴァのキャラは、生年月日がそのキャラを演じる声優の生年月日をそのまま使っているので、もしそれに則るのであれば2001年2月18日生まれと考えられます。
シン・エヴァにも絡んでくることですが、家族構成は父、姉、妹の4人暮らしです。
作中では何かと「ちょっと男子~」みたいな感じなので、当時はうっとうしいなと思った方もいるかもしれませんが、そういった世話焼きなのには理由があります。
上記したようにヒカリの家には母親がおらず、小さいころから家では母親代わりをしているようです。
そのため、基本的には面倒見のよい性格です。
エヴァと「シンカリオン」とのコラボ回で登場した際も、自分のことを世話焼きと評していましたね。
洞木ヒカリの家族・姉妹
ヒカリは上記したように4人家族で、家族構成は父・姉・妹です。
姉妹の名前もヒカリと同様に新幹線の名前が由来となっていて、それぞれ姉が「コダマ」、妹が「ノゾミ」です。
ちなみに父親の名前はブンザエモンと言うそうです。
また、ヒカリの家族はエヴァ本編では名前のみの登場となっているため、本編ではどのようなキャラクターなのかは具体的には不明です。
姉のコダマはテレビアニメではあまりいい人ではなさそうな感じがうかがえたり、派生作品のゲームでは男漁りをしている設定だったりと、いまいち好印象を抱けないキャラクター設定となっています。
そのため、あまり家族中も良くなさそうな雰囲気がうかがえます。
しかし、エヴァと「シンカリオン」のコラボ回では、第三新東京市に来た主人公の速杉ハヤトを三姉妹が彼を車に乗せて紹介して回っているのが印象的で、テレビアニメや派生作品のような険悪さは感じられず、仲の良い三姉妹であることがわかります。
小説版ではトウジから慕われていた様子があるため、近年のキャラ設定はどちらかというと小説版に基づいているのかもしれません。
シンエヴァで洞木ヒカリはトウジと結婚する
ヒカリは新劇場版では「序」「破」にしか登場していないため、その後どうなったのかが描かれていませんでした。
ですので、サード・インパクトの後にヒカリをはじめ、当時の学友たちの生死の状態も不明でした。
ですが、シン・エヴァではヒカリを含め学友たちの生存していることが明らかになります。
シン・エヴァではシンジがフォース・インパクトを起こしてしまったため、世界がコア化してしまい、シンジたちが一時的に第三村という村で生活をするのですが、ヒカリを含めた学友は第三村の住人として再登場します。
そこではヒカリとトウジが結婚して、家庭を築いていることが明らかになりました。
テレビ版では叶わぬ恋だったので、報われてよかったですね。
どういった経緯で結婚に至ったのかは劇中で語られておらず不明ですが、同じく学友であるケンスケ「(シンジに)あの二人が結婚するとは思わなかったろ、まあでもお似合いだろ?」といじられているシーンがあるので、夫婦仲が良いことがうかがえます。
トウジとの間に子供がいる
新劇場版「Q」では全く登場しなかったヒカリですが、シン・エヴァではトウジと夫婦で再登場しただけではなく、「ツバメ」という赤ちゃんの子どももいました。
(ツバメも新幹線からとっていることが考えられますね。)
泣いているツバメをあやしたり、一生懸命に子育てをしている姿はすっかり母親が板についているような感じでしたね。
いきなり親として登場したこともあり、本当に同じキャラなのか?と違和感を持った方もいるかもしれません。
シンジやアスカやレイが対比としてエヴァの呪縛で年を取らないこと、シンジが14年ぶりに目覚めたこともあり精神が中学生のままだったのも相まって、なおさら成熟した大人として映ったため、なおさらそう感じたのではないでしょうか。
しかし芯の部分は変わらず人思いでお世話焼きです。
レイが中学校の時にクラスメイトだったレイではないそっくりさんと言われた時も、そっくりさんであることをすんなりと受け入れている器の広さや、
いろいろ教えてあげてレイの自我が芽生えていく様はすごく子育てが上手であるのがうかがえますね。
洞木ヒカリのその後・最後
結論から言うと、洞木ヒカリのシン・エヴァの最終決戦後・最後は不明です。
ただ、個人的な推測になってしまいますが、シンジが発動したアディショナル・インパクト後の世界でも生きているのではないかと考えられます。
というのもシンジとゲンドウの最終決戦時に、エヴァンゲリオン・インフィニティ(津波のようなもの)が第三村に押し寄せていましたが、それが村を侵食しないように防壁で防がれていて、エヴァンゲリオン・インフィニティに飲み込まれた描写がないからです。
そのまま防壁で防がれたことで、命は助かったのではないでしょうか。
そしてその仮定で考えるとシンジがエヴァがない世界を作るにあたり、時間も世界も変えないと言っていることから、ミサトのように命を落としてしまった人は時間を戻しているわけではないので新しい世界には存在しないことになります。
ヒカリは新しい現実の世界でも生存している可能性が高いです。
しかし、当時と結婚しているかは不明です。
それは、エヴァのある世界線でトウジと出会い、結婚したからです。
時間は戻さないと言っていましたが、アディショナル・インパクトに関わったシンジやマリを除けば記憶まで引き継がれているとは考えにくいです。
これまでの状況そのものを引き継いだ世界ではないので、エヴァ世界のヒカリとは別の人生を歩んでいるのではないでしょうか。
まとめ
・おせっかいで世話焼きな性格で、鈴原トウジのことが好き
・新劇場版ではトウジと結婚し、ツバメという子どもがいる
・エヴァのない世界でも生存している可能性が高いが、エヴァ世界のヒカリとは別の人生を歩んでいるかもしれない
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最後まで読んでいただきありがとうございました!