「時をかける少女」、「サマーウォーズ」、「おおかみ子どもの雨と雪」、「バケモノの子」などのヒット映画で知られる細田守監督。
今年の7月20日には、最新作である「未来のミライ」が公開されることが発表されています。
スタジオ地図の齋藤優一郎プロデューサーは「未来のミライ」について、
「2017年5月のカンヌ国際映画祭で、映画は未完成だというのに世界57ヵ国から配給させてもらえることが決まっている。日本国内では、前作『バケモノの子』の458スクリーンと同等、もしくはそれ以上のスクリーンで公開する見込みだ」
と述べていたことからも期待値の高さがうかがえます!
過去4作とも独自の世界観で視聴者を惹きつけていた細田監督ですが、今作はいったいどのような作風になるのかが気になりますね^^
そこで今回は細田監督の最新作「未来のミライ」について掘り下げていきたいと思います^^
未来のミライのあらすじ
あらすじの前に、現在公開されている情報についてまとめましたので、ご紹介します。
タイトル:「未来のミライ」
監督・脚本:細田守
作画監督:青山浩行、秦綾子
美術監督:大森崇、高松洋平
プロデューサー:齋藤優一郎
制作:スタジオ地図
ジャンル:アニメーション映画
公開日:2018年7月20日(金)
上映時間:100分程度
キャッチコピー:「ボクは未来に出会った。」
さて、気になる物語は横浜市の磯子区と金沢区を舞台に、
甘えん坊の4歳の男の子・くんちゃんと、未来から来たくんちゃんの妹・ミライちゃんが家族の歴史を巡って冒険をするというストーリーです。
この物語は、細田監督の実体験に基づいており、
5歳の長男と2歳の長女を育てているときに、長男が母親独り占めできずにいる様子を見て、
子どもの視点から見える世界を描こうというインスピレーションを得たようです。
家族の歴史を巡るということは、ミライちゃんは過去を改変しにきたということでしょうか。
なぜくんちゃんが4歳の時期にやって来たのか。
この時期がくんちゃん一家にとってどのような分岐点になるのか。
舞台がキーとなるとも言っていたので、磯子や金沢がどう絡むのかが気になりますね。
未来のミライの聖地(ロケ地)はどこ?
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2017年12月13日の制作会見で、細田監督は「未来のミライ」の舞台は横浜市の磯子区、金沢区であることを明らかにしました。
細田監督はこの制作会見で、舞台である“磯子区と金沢区はくんちゃん一家にとって歴史的に重要なことが起きた場所”であることを述べました。
ですが、なぜ磯子区と金沢区でなければならないのかは、“物語上必然ではあるがお話的に秘密”とのことです。
また、イメージポスターのくんちゃんのTシャツに電車がプリントされていることから、“鉄道がキーとなること”をほのめかしたそうです。
いずれにせよ具体的なことは明らかにされていないので、今回は以下にキーとなるかもしれない金沢と磯子の鉄道事情についてまとめました。
金沢を運行しているのは、泉岳寺駅と浦賀駅を結ぶ京急本線、磯子区の新杉田駅と金沢区の金沢八景駅を結ぶ金沢シーサイドラインとなっています。
磯子は上記と横浜駅から磯子区の根岸駅を経由して大船駅を結ぶ根岸線となっております。
日本で初めて鉄道が開業したのは新橋―横浜間ということもあり、何か重要な意味を持ちそうです。
ちなみこちらが、磯子区の地図です。
特報の動画に移っている映像の地形と比較しても、海沿いの埋立地の形と電車の路線の伸び方が一緒ですね。
まとめ:未来のミライの聖地・舞台は横浜市の磯子区、金沢区
今までの細田作品は、主人公は高校2年生の少女・少年、母親、父親と青(少)年など、年齢がいずれも青年~青年以後でした。
子どもが主人公というのは非常に珍しいですよね。
もちろん九太は子供時代が描かれていますが、まるっきり子供が主人公の、それも4歳という小ささではなかったので^^
小さな子どもだからこそ見える世界、大人になってしまったからこそ見えなくなってしまった世界を描くのには1番適した年齢なのかもしれません。
最後までお読みいただいて、ありがとうございました。
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