四畳半神話大系のアニメを見てから森見登美彦作品を読むようになっただけに『夜は短し歩けよ乙女』のアニメ映画化にはかなりの期待をしていました。
今回は『夜は短し歩けよ乙女』の映画を見に行ってきたので、その感想を若干ネタバレありで書いていきます!
『夜は短し歩けよ乙女』の感想とネタバレ
『面白い』か『面白くない』かで行ったら個人的には面白かったです。
ただ、映画を見ながらずっと『こんな話だったっけな…?』と思っていました^^;
改めて小説を振り返ってみると映画の内容は改変されている部分があります。
原作小説では『ラ・タ・タ・タム』という絵本は古本市の神様に回収され、絵本コーナーに戻されます。
そして、その絵本に先輩と黒髪の乙女が互いに手を伸ばして先輩が絵本を譲るという描かれ方をしています。
映画では、ラ・タ・タ・タムは先輩の手に渡り、物語終盤で黒髪の乙女が先輩の家に風邪の見舞いにたずねてきた際に手渡されています。
また、映画では文化祭というよりはゲリラ演劇『偏屈王』にフォーカスが強く当てられています。
物語の本筋は基本的に原作に忠実だったけれども、話をまとめるために改変されたのかな~という印象を受けました。
個人的に思ったことを箇条書きにすると、
・先輩の声は星野源でなくても良かったかも…
⇒アリではあるが四畳半のときの浅沼晋太郎さんに演じて欲しかった
・偏屈王のゲリラ演劇の主張がかなり強かった
⇒ミュージカルっぽくなっていたこともあってイマイチ映画に感情移入できなかった
・黒髪の乙女が終始可愛すぎた
⇒ただただ黒髪の乙女が可愛かったです!笑
・ロバート秋山の声は意外とはまり役だった
⇒ロバート秋山と言われなければわからないくらいキャラにハマっていた気がします。
全体を通して振り返ってみると『面白いんだけれども何か物足りない…!』という感じです^^;
映画で初めて作品に触れるという人の場合は、また違った印象をになると思います。
他の方の感想などについても見ていきましょう。
映画は賛否両論?面白くないという口コミはある?
Sponsored Link
映画『夜は短し歩けよ乙女』に関する感想のツイートをいくつかピックアップしてきました!
夜は短し、歩けよ乙女
見てきた〜〜!!!作風も少し…いや結構…変わってて、面白い作品でした〜!
小説もあとで読んでみよ…
— ∠まいまい (@higurashi_mai) 2017年4月12日
夜は短し歩けよ乙女みてきた!!!とても可愛くて面白い映画だった!幸せ!☺見てたらお酒飲みたくなった
— reu (@rapan6_6) 2017年4月12日
夜は短し歩けよ乙女の映画見てきた。
面白いけど、尺の都合でかなり飛ばしてたから、事前にある程度知っておくと見やすいかも。
四畳半神話体系を事前に見ておくと、まんまあの感じだから入りやすい。
花澤さんの演技がとてもよい。— 司書見習い (@ssmnri) 2017年4月12日
今日は休みだったので、
夜は短し歩けよ乙女の映画を観に行ってきました。
好きです、やっぱり面白い世界観で観ていて楽しかった
壮大、でした笑
小説と映画、どちらから読む(観る)べきだったのか
やっぱり小説からだったかな…学園祭事務局長推し(爆)
私のツボにジャストフィット— 枝豆ン (@96_sks) 2017年4月12日
『夜は短し歩けよ乙女』観た
前知識全く無かったからものすごく不思議ワールドだった
面白いっていうか可愛い雰囲気を楽しむ感じ
何故かクレヨンしんちゃんを連想したけど
めっちゃお酒飲みたくなって本屋行きたくなった— まゆぺこ (@mayuyupeko) 2017年4月12日
「夜は短し歩けよ乙女」を映画館で見てきました。傑作であることには間違いないが、「普通に」面白かったかと聞かれると難しい。例えば、君の名は。がめっちゃ好き!最高!って人が見たら面白くないかもしれない。が、ディズニーのファンタジアが好きな人はきっと好きな映画だ。
— ユカ (@aaa_yucawa) 2017年4月8日
夜は短し歩けよ乙女を見た。
星野源の声は微妙。花澤香菜の声は可愛い。
原作的にあんまり…という作品ってこともあり、終始首を傾げながら見てた。つまらなくはないんだけどわざわざ映画でやるほどだったかなという感じ。四畳半神話体系には及ばないと思うけどそもそも原作的にもそうだから仕方ない— 一砂 (@kazuna) 2017年4月8日
夜は短し歩けよ乙女みてきた。小津が古本市の神様になってた。ああ、やはり小津が好き。私なりの愛。内容は少しアレンジされてて原作ファンとしては正直微妙。学園祭のところがなぁ。あと星野源君の声が、先輩の感じはぴったりなんだけど所々聞き取りにくいところがあった。情報詰め込むからね。
— yuchica66 (@yuchica66) 2017年4月12日
夜は短し歩けよ乙女は、馬鹿馬鹿しくて清々しい、いい作品だった。星野源の演技と滑舌が微妙なのを除けば、あとはどれも良かったかなー。ロバート秋山は普通に上手かったと思う。下戸の自分でも見たあとにお酒飲みながらどっかぶらつきたくなったわ。
— なかのひと (@nknnknnknht) 2017年4月10日
賛否両論ありますが、全体的には『面白い』という感想が非常に多かったです。
初見の人は面白いと思った人がほとんどで、一部置いてけぼり感があった人もいるといった印象を受けました。
元々小説を読んでいる人は私と同様に物足りなさや原作との差を感じた人もいてちょっと安心しました 笑
星野源はミスキャストとまでは言わないけれど微妙だと思った人は多いのでは…?
⇒夜は短し歩けよ乙女の声優キャストまとめ!スタッフと主題歌は誰?
まとめ
色々と感想を述べてきましたが小説は小説の面白さ、映画は映画の面白さがあると思います!
ただ、映画を見たことによって『ラ・タ・タ・タム』という絵本が気になってしまい、つい購入してしまいました 笑
今回の映画は人によって全然感想が違うので映画を見た方はぜひコメントで意見や感想をいただけると嬉しいです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
⇒夜は短し歩けよ乙女の名言(迷言)まとめ!森見登美彦の経歴は?
Sponsored Link
本や読書好きの方にシェアしてこの情報を届けませんか?
記事が参考になったという方は
FBなどで「いいね!」もお願いします^^!