クリストファー・ノーラン監督によって作られた作品「ダンケルク」。
1940年、フランスのダンケルク海岸でドイツ軍に包囲されてしまったイギリス軍とフランス軍。
そのダンケルク海岸からの脱出を描いた作品となっていて、危機迫る感じがリアルに体験できるようになっていてヒット映画となりました。
アカデミー賞で3部門で受賞した作品でもあります。
今回はその「ダンケルク」に登場した戦闘機に乗っていたファリアについて考えてみます。
映画 ダンケルクのファリアとは
フランスのダンケルク海岸でドイツ軍に包囲されてしまったイギリス軍とフランス軍。
なんとかこの海岸から脱出し、イギリスを目指します。
船での脱出をする中、海岸や桟橋また兵士を乗せた船は次々とドイツ軍によって空から攻撃されてしまいます。
ドイツ軍の戦闘機を撃ち落とすためにイギリスから戦闘機スピットファイアに乗り飛び立ったのがパイロットのファリアでした。
3機でダンケルクに向かいますが、仲間の戦闘機はドイツ軍に攻撃されてしまい墜落してしまいました。
残ったのはファリアののる1機のみ。
しかしファリアのスピットファイアも攻撃を受け、燃料計が故障してしまいました。
仲間から燃料の残りを聞きながら攻撃を続けますが、仲間が墜落してしまった今彼は正確な燃料が分からない状態になっていました。
ファリアは最後どうなった?
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ファリアのスピットファイアの燃料は2時間の飛行しか持ちません。
1時間近くかけてダンケルクの海岸にたどり着いたファリア。
帰りの燃料を考えると、ダンケルクで攻撃できる時間は少ししか残されていません。
しかも仲間も2機も攻撃されてしま、残っているのは自分の1機のみ。
帰りの燃料を考えると時間的に戻ったほうがいい時間になってます。
ファリアは空から攻撃されて煙裏の上がっている海岸、そして海に投げ出され必死で泳ぎ船に乗ろうとする兵士を目撃します。
そんな時さらにドイツ軍の戦闘機がやってくるのを見つけます。
帰りの燃料を考えると戻ることが懸命ですが、ファリアは仲間を助けるためにイギリスに残ることをせずに、ドイツ軍の戦闘機を追いかけます。
途中で燃料が切れてしまったファリア。
それでもドイツ軍の戦闘機を追いかけ、無事に撃ち落としたのでした。
そのままダンケルクの海岸に着陸したファリア。
そこにはドイツ軍が待っていたのでした。
ドイツに捕まったその後は?
ファリアがドイツ軍に捕まってしまったところで映画は終わります。
その先は描かれていないので、ここからは想像になります。
実際に第二次世界大戦中にドイツ軍に捕まった連合軍の兵士は捕虜として収容されました。
その後戦争が終わるまで収容され、ドイツ降伏後に解放されています。
また実際にダンケルクでドイツ軍に捕まった兵士が、そのまま逃げ出し海を渡ってイギリスまで逃げたという兵士もいます。
映画では2時間弱の描写で描かれていましたが、実際のダンケルク撤退作戦は1940年5月26日〜6月4日に渡って行われた作戦です。
この期間イギリス軍の船や民間の船がやってきています。
海岸でドイツ軍から逃げることができれば、もしかすると船に乗れた可能性もあるのです。
勇敢に戦ったファリア。
その後もきっと彼の意志のように勇敢にドイツ軍に立ち向かったのではないかと想像しています。
まとめ
ほとんどセリフのない映画「ダンケルク」。
その分リアルに描かれている映画でした。
戦争映画ですが、戦争映画という感じはしません。
ファリアの描写もパイロットとして任務に当たっているファリアのリアルな描写が描かれていました。
そんな中でもファリアのとった男気ある空軍としての行動には感動させられた人も多かったと思います。
ドイツ軍に捕まっても怯える様子ではなく、燃える戦闘機を見ていたファリアの顔に戦いきった気持ちが現れていました。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
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