偽りなき者の映画はイライラするし胸糞?感想や評価についても

※本サイトはプロモーションを含みます

第86回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた映画「偽りなき者」。

主演のマッツ・ミケルセンはプレミア上映された第65回カンヌ国際映画祭で男優賞を受賞しました。

今回は映画「偽りなき者」の評価や感想、イライラしたり胸糞が悪いと感じるレビューの多い理由をご紹介します。

偽りなき者の映画の評価

2012年のデンマーク映画「偽りなき者」。

原題「Jagten」は狩りを意味する言葉で、この映画のテーマでもあります。
監督は1998年「セレブレーション」、2010年「光のほうへ」などで知られるトマス・ヴィンターベアです。

クリスマスの近づくデンマークの美しく小さな村。

離婚して息子にもあまり会えず寂しい気持ちを抱えた主人公のルーカス。

それでも親友のテオたちと狩りに出かけたり、勤務先の幼稚園で子供たちとはしゃいだりと、穏やかな日々を送っていました。

ある日テオの娘クララから好意を伝えられ、やんわりと受け流したルーカスですが、拗ねたクララは「ルーカスの性器を見た」と園長に嘘をついてしまいます。

子供が嘘をつくはずがない。思い込みから始まった偏見は、ルーカスを地獄のような日々へ突き落としました。

仕事と職を失い、友人たちに憎まれ、変質者の烙印を押さて、魔女狩りのような目にあうルーカス。

自身の潔白を信じる息子とわずかな友人だけを支えに、集団ヒステリーの暴徒と化した村での生活を耐え抜きます。

やがて潔白が証明され、穏やかだった日々と同じように仲間と狩りに出かけたルーカス。

しかし森で1人になった時すぐ近くで銃声が響き、狩りの獲物のように怯えた顔のルーカスが映し出されて物語は幕を閉じます。

ルーカスは無事なかまに戻れたはずなのに、後味の悪さの残るエンディングです。

雄大な自然の美しさ、妄信的な正義感を振りかざす集団の恐ろしさ、狩られる身となった主人公・ルーカスの誇り高さなど、後味の悪いものの評価の高い映画として知られています。

Sponsored Link

偽りなき者の映画の感想

予告編だけでも十分に伝わるほど重苦しくやりきれない、けれど日常に潜んでいるテーマを淡々と描いた映画だと感じました。

幼い子供の嘘。

すぐに自分の嘘から事が大きくなってしまったことを母親に告げるのですが、聞き入れてもらえませんでした。

嘘には過剰に反応され、勇気を振り絞った真実の告白は聞き流されてしまうシーンは観ていて非常に胸苦しくなります。

ルーカスは絶望的な状況に置かれたものの、最後まで心折れる事なく自身の潔白を訴えます。

クリスマスの教会でかつての親友に詰め寄り、絶対に自分は悪くないと叫ぶルーカスの悲痛な訴えは気高く美しい印象的なシーンでした。

主演のマッツ・ミケルセンもさることながら、クララを演じた子役、アニカ・ヴィタコプの演技も素晴らしいものでした。

終始落ち着いた色合いの、もの静かで美しいデンマークの空気感やエンディングの緊張感など、見どころが多いのもポイント。

自分には関係ないと思う人にこそ見てほしい、たくさんの人におすすめしたい映画です。

偽りなき者はイライラするし胸糞?

性的なものを含む子供の嘘、動揺してルーカスを拒絶してしまった園長、誘導尋問で性的虐待があったと断定してしまう専門家。

観ていてイライラする、胸糞が悪くなる人が多いのも仕方のない映画だと思います。

集団ヒステリーを起こし、ルーカスを村八分にして迫害する人々。

ルーカスの息子まで邪険に扱われ、飼い犬は殺されてしまいました。

しかしこの目を背けたくなるテーマは、現実に誰にも起こりうるものかもしれません。

「偽りなき者」はじっくりと考えさせられる、人間社会のあり様を映し出した物語である、と言えます。

まとめ

・「偽りなき者」は後味の悪さは残るが評価の高い作品。

・テーマも素晴らしいが、俳優たちの演技力や映像の美しさなど見どころが多い。

・イライラする胸糞映画だと思う人も多いが、考えるべき重要なテーマを扱っている作品である。

最後まで読んでいただいてありがとうございました!

Sponsored Link

映画好きの方にシェアしてこの情報を届けませんか?
記事が参考になったという方は
FBなどで「いいね!」もお願いします^^!



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です