この世界の片隅に原作漫画のネタバレとあらすじは?結末はどうなるの?

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11月12日に『この世界の片隅に』のアニメーション映画が公開されますね!

この映画がみたい!と支持されクラウドファンディングでは8日間で2000万円を集めたことでも話題になっています。

原作漫画ですが映画は制作のために4年もの間調査などの準備作業に当ててっれていたそうです!

今回はその漫画原作について掘り下げていきます!

ネタバレを含みます!

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この世界の片隅に 原作漫画の基本情報

原作はこうの史代による漫画作品です。

2007年1月から約2年間に渡って連載され、双葉社により上・中・下巻が発行されています!

原作者のこうの史代さんの祖母が広島の呉市出身で一緒に暮らしていた時期に住んでいたこの土地を描きたくて『この世界の片隅に』が生まれたそうです。

この世界の片隅にあらすじ

すずは、広島市江波で生まれた絵が得意な少女。

見知らぬ若者の妻になるために、20キロ離れた町・呉に嫁ぐ。

ときに昭和19(1944)年。

18歳で一家の主婦となったすずは、あらゆるものが欠乏していく中で、日々の食卓を作り出すために工夫を凝らす。

だが、戦争は進み、日本海軍の根拠地だった呉は、何度もの空襲に襲われる。

庭先から毎日眺めていた軍艦たちが炎を上げ、市街が灰燼に帰してゆく。

すずが大事に思っていた身近なものが奪われてゆく。

それでもなお、毎日を築くすずの営みは終わらない。

漫画の前半では主人公であるすずの幼少時代から北條家の日常が描かれています。

作品の本編はすずと周作が出会ってから翌年の2月に祝言を挙げるところから始まります。

そして後半に進むと戦時中に起きた出来事が淡々と描かれて物語は進んでいきます。

戦争というテーマだと重い印象を受けますが、この作品はあくまでも主人公(庶民)の日常が描かれた作品です。

反戦的な内容でもなければ、ただ戦争の悲惨さを訴えるようなものでもありません。

何かと作品として描かれるものは特殊な生活をしていた人にフォーカスを当てたものが多いので、昔の一般市民の生活は謎だったりします。

その庶民の日常生活が描かれるというのは、今までなかった?のではないかと思います…。

この先nネタバレについてはキャラクターについて理解しておくとわかりやすいです。
この世界の片隅に映画の声優キャストは?アニメスタッフは誰?

この世界の片隅に ネタバレ

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あらすじにもあるように主人公のすずは周作のもとへ嫁ぎます。

幼少期に出会った少年・周作が大人になってすずのもとに訪ねてきて縁談が持ち上がり、言われるがままお嫁に行くことになりました。

すずは嫁いだ先 北條家で暖かい日常を過ごしていきます。

しかし、物語が進むと戦争の影が見え始めてきます…。

そんな中水兵となった幼馴染の哲(てつ)が北條家に訪ねてきます。

哲とすずとお互いに意識し合っている仲であるため、この作品の中でも特に印象的な場面です。

夫である周作がそのすずの気持ちを察して、すずに納屋に泊めることになった哲と話をして来いと促します。

すず自身もそうですが、周作も非常に複雑な気持ちを抱いていると思います…。

哲が死を覚悟して、もう会えなくなることをわかった上ですずに会いに来ているのが切ないですね。

すずの兄である要一が戦死した知らせを始め、戦争の影は大きくなり空襲は激化していきます。

そして何よりも印象的なのずずの義姉の娘 晴美が亡くなってしまうシーンです。

爆弾によって晴美が亡くなり、それと同時にすずも繋いでいた右手を失います。

晴美を守りきれず生き残ってしまったすずは苦悩します。

義姉の徑子に責められ、すずは自分の居場所を見失いそうになります。

けれど夫の周作に支えられ、呉に残ることを決めるのです。

そして物語は終戦に入るのですが、ラジオで終戦の詔勅を聞いたすずは泣き崩れます。

晴美は何のためになくなったのか、今まで信じていた日常はなんだったのか…

大事な物を失ったとしても、日常は続きます。

この世界の片隅に 結末

この物語は戦争による絶望的なラストで終わらず、日常へと戻っていきます。

両親や兄、リン、哲も亡くなって、妹のすみも原爆症にあります。

そんな中廃墟となった市内で、周作と戦災孤児の少女を晴美の生まれ変わりのように迎え入れて北條家の人達と生きていきます。

まとめ

あくまでフォーカスが当てられているのは『日常』

字面だけだと悲惨な物語のように見えてしまいますが、この作品で感じられるのは戦争の悲惨さだけでなく、人の暖かみが大きいと思います。

特に映画ではよりリアルな日常を再現するために、漫画では描かれていないに当時の情景を再現しているそうです。

原作を知らない人でも楽しめるような内容になっているそうなので一つの作品として非常に楽しみですね。

最後まで読んでくれた方、ありがとうございました!

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