溺れるナイフの実写映画が11月5日から公開されますね!
伝説的少女コミックと言われていおり、映画は原作に忠実に描かれいるそうです。
今回はその原作である漫画、最終回、結末などについて深掘りしていきます!
※ネタバレを含みます。
溺れるナイフ 原作漫画の基本情報
原作は漫画家ジョージ朝倉による漫画作品で『別冊フレンド』に連載されていました。
2004年から連載されており、現在は全17巻で完結しています。
2010年度には『このマンガがすごい!』オンナ編で17位を獲得しており、読者からはかなり高い支持を集めています!
作品タイトルの『ナイフ』というのは『10代の自意識』を表しており、作中では”十代の心情”や”青春の情景”を多彩に描いかれた作品と言えます。
溺れるナイフのあらすじ
東京で雑誌モデルをしていた小学6年生の望月夏芽は突然父親の故郷である浮雲町に引っ越すことになります。
東京から離れた田舎には刺激がなく、自分が欲していた『何か』から遠ざかってしまい落ち込む夏芽だったが、長谷川航一朗(コウ)に出会い、強烈に惹かれていく。
漫画原作では引っ越してくれるのは小学6年生となっていますが、映画では15歳の夏となっています。
溺れるナイフの原作漫画ネタバレ
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あらすじでもあるように漫画では主人公の夏芽は6年生の時に引っ越してきます。
コウと出会うのも小学六年生の時です。
巻数が17巻まであるように中学生と高校生のときが描かれていきます。
中学生になった夏芽はカメラマンの広能(ひろのう)の目に留まり、写真集を出すことになりました。
その写真集がきっかけで夏芽とコウは交際すること。
夏芽は再び芸能活動を続けることになるのですが、事件が起こります
写真集を出す以前のころから夏芽の熱狂的なファンである蓮目(はすめ)が夏芽を拉致し、暴行に及びます。
その場にコウが現れるのですが、中学生が大人の力に敵うこともなく、大怪我を覆うことに…。
蓮目はその後逮捕されますが、この事件をキッカケに2人は破局し、夏芽は事実上芸能活動を辞めます。
コウは荒み、夏芽は事件のトラウマが原因でふさぎ込むことになります。
2人は疎遠になっていきます。
2年の月日が達、夏芽はコウの親友である大友と交際することに。
夏芽は大友に惹かれ、明るさを取り戻していきます。
そして、退いていた芸能界から声が再びかかり、夏芽はドラマの出演を決意するのです。
コウはそんな中夏芽の事を思っており、コウは夏芽に暴行するような形で体を重ねることになります。
これがきっかけとなり夏芽はコウへの気持ちを取り戻してしまい、大友と別れることに。
けれどコウは芸能界で活躍する夏芽と今の自分を比べて劣等感を抱いてしまう…。
夏芽は以前の自信あるコウに戻ってもらうために火付け祭りにコウを呼び出します。
しかし、コウを待っている間に夏芽の前に現れたのはあの事件の犯人蓮目だったのです。
夏芽に対して暴行しようとしますが、以前と同じようにコウが現れます。
以前とは異なりコウは蓮目を一方的に追い詰め、直接的ではないですが息の根を止めてしまうことに…。
コウは夏芽の経歴を傷つけないために、その状況を見ていたカナに遺体隠しを手伝うことを依頼します。
そこでコウが手伝う変わりにコウを神聖視しているカナに『一生お前のモノになること』を約束してしまいます。
カナからその事実を聞いた夏芽はコウの思いを汲み取り、カナにこう告げます…。
『ずっと コウちゃんをよろしくお願いします。』
最終回や結末はどうなるの?
簡単に最終回の結末を言ってしまうと
最終的には2人は『一生会わない』という約束を撤回し、2人は再開。
2人は55歳にして結婚し、夏芽には、16歳の息子がいます。
それは、コウの息子。
このような終わり方をするのですが、2人は38歳の時に再開し、翌年子供を産んでいることになります。
最終的に2人は結ばれることになるわけですが、もっと早くに会えなかったのかな…と思ってしまいました。
ただ、終始コウの魅力が半端じゃない作品です。
個人的にはどこまでこの作品が映画で描かれるかのが気がかりです。
まとめ
・原作漫画と映画の違いはヒロインとコウとの出会いのタイミングが違う
・この作品の山場は夏芽の熱狂的なファン蓮目が関わる事件
・漫画原作での最終回で2人は55歳にして結ばれることになる
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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