SAW(ソウ)の映画のタイトルの意味は?伝えたいことやメッセージ性は?

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ソリッド・シチュエーション・ホラーの金字塔として大ヒットを記録した映画「SAW」。

ここでは「SAW(ソウ)」のあらすじタイトル意味メッセージ伝えたいことなどを紹介します。

SAWの映画のあらすじ

目を覚ますと、そこは見知らぬ場所でした。

老朽化したバスルームの中に閉じ込められ足を鎖で繋がれたカメラマンのアダムと医師のゴードン、そして部屋の中央に横たわる男の死体。

どうしてここにいるのかがわからず、お互いを疑いながら状況を整理していく2人。

やがてカセットテープを見つけ、死体の握っていたカセットレコーダーを拾って聞くことにしました。

アダム宛ての物には、逃げだせなければここで死ぬことになるという宣告が、ゴードン宛の物には、6時までにアダムを殺さなければ家族が死ぬというメッセージが吹き込まれています。

2人は手の届く範囲で脱出のヒントを探し、ノコギリを見つけます。

足の繋がれた鎖を切ろうと試みますがなかなか切れず、このノコギリは鎖ではなく足を切るため物なのだと気づき、戦慄を覚えます。

そのうちにゴードンがある事を思い出しました。

ジグソウという連続殺人鬼が捜査されていて、自身もその容疑をかけられていたこと。

ジグソウはゲームと称して被害者を拉致し、痛みを伴う方法でも命がけで逃げださなければ死んでしまう状況に被害者を追い込み、その様子を最前列で見ているということ。

2人の置かれた状況はまさにそのまま当てはまるものでした。

ゲームに勝ち、命がけで逃げようともがくアダムとゴードン。

一方でジグソウを捜査していた刑事のタップは、あと一歩のところまで追い詰めたジグソウに相棒を殺された上に自身も傷を負い、復讐の念に燃えています。

ゴードンが犯人だと思い込み、ゴードンの家をずっと見張っていたタップですが、家の中に別の男がいることに気づきます。

迫るタイムリミット、ジグソウの仕掛けにじりじりと追い詰められていくアダムとゴードン。

2人はこのゲームの勝者になれるのか。

そしてジグソウの正体とはー。

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SAWの映画のタイトルの意味とは

「SAW」というタイトルには複数の意味が込められています。

その1つが、「see(見る)」の過去形。

犯人のジグソウはゲームを最前列で見るのを好みます。そして文字通り全てを「見ていた」のです。

2つ目に、「saw(ノコギリ)」という意味。

ノコギリは本作品で重要なアイテムとして登場しました。

 

そして3つ目が「Jigsaw(ジグソウ)」。

犯人の名前であり、1つずつピースをはめて解答を導き出していくというこの映画の構造でもあります。

他にもゴードンの職業である「sawbones(外科医)」や、犯人と被害者であるゴードンの関係性を表す「seesaw(立場逆転)」などの意味も含まれているようです。

SAWの映画のメッセージ性・伝えたいこと

「SAW」の中で、犯人であるジグソウは病に侵されていました。

自らがどれだけ望んでも手に入らない「生」を、命を軽視する者たちを死の淵へ追い込み生きられることに感謝させることで、価値を見出すべきだと認識していたのです。

人は皆生きていく上で大事なことを忘れている瞬間があります。

ですが命を当たり前のものと甘受せず、自らが選択をし、生きたいと望むことで、改めて見える「生きる」という意味があるのではないでしょうか。

それこそが「SAW」という映画を通して伝えたいメッセージだったのではないかと思います。

まとめ

・映画「SAW」ではジグソウの仕掛ける「ゲーム」と言う異常なサバイバルを描いている。

・「SAW」とは「see(見る)」の過去形、ノコギリ、ジグソウ(Jigsaw)などの意味を持っている。

・映画「SAW」には死に瀕してようやく意識することの出来る「生」とは何か、というメッセージ性が含まれている。

最後まで読んでいただいてありがとうございました!

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