第2時世界大戦中に、フランスのダンケルク海岸で起きたことを映画にした「ダンケルク」。
ドイツ軍に包囲されたイギリス軍とフランス軍がダンケルク海岸から撤退する様子を描いている映画です。
この映画の中に登場するギブソン。
彼にはほとんどセリフがありません。
今回はそのギブソンについて詳しくみていきましょう。
映画 ダンケルクのギブソンとは
映画「ダンケルク」の中でほとんどセリフにない兵士のギブソン。
彼は一体どんな立場だったのでしょうか?
ダンケルク海岸にはイギリス軍とフランス軍がいました。
逃げ場がなくなり追い詰められた両軍の兵士達。
海を渡ったすぐ向こうはイギリスです。
イギリス軍は戦艦をダンケルク海岸に送り、そこにいる兵士達を助けようとします。
公的にはイギリス軍もフランス軍の助けるということでしたが、実際はイギリス軍のみが助けられている状態でした。
そんな中、ビーチで亡くなった兵士の遺体のそばにいたギブソン。
そこにイギリス軍兵士のトニーが現れます。
彼らが負傷した兵士を短歌で運び、優先的に船の乗せてもらおうとしまう。
この時からトニーとギブソンは一緒に行動するようになります。
やっと乗り込めた船ではトニーは船底に行って、食料をもらいます。
しかしギブソンはそこにはやってきません。
その時、魚雷が命中し転覆する船。
船底にいるトニー達は扉が閉まっているために逃げ出すことができません。
それを助けたのがギブソンです。
扉を外から開けトニー達中にいる兵士を助けたのでした。
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ギブソンは最後死んだ?
船から逃げ出した、トニーたギブソンは結局ダンケルクの海岸に泳いで戻ります。
海岸で見つけた座礁した船に乗り、潮が満ちるのを待っています。
その時、船はドイツ軍の射撃の練習にされてしまいます。
中に兵士がいることを知らないドイツ軍。
外から容赦なく、撃ってきます。
船に穴があきはめますが、潮が満ちてきて船が浮かびそうになります。
しかし荷物が重いために、船は浮かびません。
誰か1人船から降りなければいけません。
その時指名されたのが、ギブソンでした。
ずっと喋らないギブソンを兵士の1人はドイツ軍の兵士だと言い出したのでした。
トニーはギブソンをかばいながら「何か言え」と言います。
仕方なく喋ったギブソン。
彼の話た言葉はフランス語でした。
ギブソンは船に乗るためにイギリス軍になりすましていたのでした。
ギブソンを追い出そうとする兵士達ですが、その時大量の水が船の中に入ってきます。
慌てて外に逃げるトニー達。
ギブソンも逃げようとしますが、引っかかってしまい逃げ出せません。
もがくギブソンですが、次第に彼の動きは止まってしまいます。
これがギブソンのラストシーンです。
ここだけ見るとギブソンは水死したように描かれていました。
ギブソンがその後どうなったのか?
ギブソンのラストシーンは船の中に水が入ってきて、逃げだそとしますがそのまま水死してしまうシーンでした。
ただ水死したかどうかは描かれていません。
水の中でもがくギブソンの手の動きが止まって閉まったところで終わりました。
普通に考えるとギブソンはこのまま死んで閉まったはずです。
しかし、何が起こるか分からない状況です。
もしかするとそのまま水面に出られて助かった可能性もあります。
観客はギブソンの死体は見ていないません。
もしギブソンが生きていたとすれば、彼はきっとそのまま船に乗りイギリスに渡ったはずです。
最初はイギリス軍の兵士を優先的に運んでいましたが、最終的には多くのフランス軍が助かっています。
なんども危機に遭遇しながらも生き抜いたギブソンでしから、もしかしたら生きてフランスに戻ったかもしれません。
まとめ
フランス軍兵士としてダンケルク海岸にいたギブソン。
この名前も偽名です。
イギリス軍の兵士になるために遺体から盗んだものでした。
ギブソンの存在はどれだけこのダンケルク海岸の状況が悲惨だったかを描いている存在になっていました。
生き残りたいという気持ちはイギリス軍もフランス軍も皆同じだったのです。
それを象徴しているのがギブソンです。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
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