スリービルボードの映画の犯人は誰?結末や真犯人を解説!

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2017年に公開された映画「スリービルボード 」。

アカデミー賞で6部門でノミネートされ、2部門で受賞した作品で注目された映画です。

娘を殺された母親がまだ捕まらない犯人を早く捕まえて欲しいという願いから、広告を出したことから物語は始まります。

この映画はサスペンス映画ではないので、犯人を捕まえることをメインに描かれたわけではありませんが、ここでは娘を殺した犯人について焦点を当てたいと思います。

映画 スリービルボードについて

ミズリー州の田舎町で起きた殺人事件。

娘をレイプされ焼かれて殺されてしまったミルドレッドは、犯人が捕まらないことに苛立ちを覚えていました。

ある日、家に続く道に3つの看板があることに気がつきます。

ミルドレッドがその看板に広告を出すことを決めました。

「娘はレイプされて殺された」

「まだ犯人は捕まらない」

「なぜ、ウィロビー署長」

と。

この看板を見たディクソン巡査は怒りを覚えます。

ディクソンはウィロビー署長を尊敬していたため、許せなかったのです。

ウィロビー署長はガンを患っているのでディクソンはゆっくり逝かせてあげたいと思っていました。

ウィロビー署長は捜査が進まない理由をミルドレッドに説明しますが、ミルドレッドは納得しませんでした。

ウィロビー署長はもう一度捜査をしなおしますが、病が彼の体を蝕んでいきます。

そしてついにウィロビー署長は決断し、自ら命を絶ってしまいました。

ウィロビー 署長の死がきっかけで、ディクソンは変わりまた心を閉ざしていたミルドレッドも少しずつ変わり始めたのでした。

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スリービルボードの犯人は誰?

ミルドレッドの娘を殺した犯人を捕まえる映画ではない「スリー・ビルボード」。

ミルドレッドは犯人に執着し続けています。

後半で犯人らしき男が現れます。

バーでお酒を飲み、自分が過去に行ったことを話しています。

9ヶ月前に女性をレイプしたと友人に語っていました。

その男の後ろの席に座っていたのがディクソンで、ディクソンには彼の話が聞こえていました。

彼は一度外に出て男の車のナンバーを確認します。

そして男と喧嘩になった時は、男の顔を引っ掻きDNA検査できるようにしたのでした。

ディクソンは犯人らしき男の話をミルドレッドにも伝えます。

ミルドレッドはディクソンの話を聞き、やっと落ち着くことができたように見えました。

しかし、実際はこの男は犯人ではありませんでした。

DNAが犯人と一致しなかったのと、彼は事件の起きた頃は軍の任務で別の場所にいたというアリバイがあったのでした。

結局、犯人は分からないままになってしまったのです。

スリービルボードの結末・真犯人について解説

男が犯人でなかったことを知ったディクソンもミルドレッドも落胆します。

しかしディクソンは男は犯人ではなかったとしても、別の場所でレイプをしていることは事実だと思ってしました。

ディクソンは自分の考えをミルドレッドに話します。

そして2人は男を追いかけて男の住むアイダホに向かったのでした。

 

ここで映画は終わります。

ミルドレッドの娘を殺した犯人は謎のままです。

しかし「スリービルボード 」は犯人を見つけることが目的ではありません。

事件をきっかけに色んなことが起き、ディクソンやミルドレッドは変わったということを描きたかった映画なのです。

善人ではなかった2人が人を傷つけその報いを受けながら、少しずついい人になろうとしているということを描きたかったのです。

だからラストで2人はアイダホに向かいますが、男を殺すかどうかはアイダホに着くまでに決めようとしたのです。

犯人を暴くことがこの映画の目的ではなかったのです。

まとめ

「スリービルボード 」は人の裏と表が描かれています。

誰にもいい面と悪い面を持っている。

そして悪い面が強い人でも、いい人に変われるんだという人間の心をテーマにした映画でした。

殺人事件の犯人探しで始まる映画なのでつい犯人を探してしまいがちですが、「スリービルボード 」もテーマはもっと奥深い人間の心の奥底を描いた映画になっていました。

最後まで読んでいただいてありがとうございました!

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