スティール・ボール・ランに登場する数少ない女性キャラクター「ルーシースティール」
物語の途中から少しずつ活躍の場が増えていく重要な人物です。
今回はそんなルーシースティールについて掘り下げていきます。
目次一覧
ルーシー スティールとは
ルーシー・スティール pic.twitter.com/StI4xTq9Dy
— Naoko (@JJBAFanAccount) April 4, 2020
ジョジョの奇妙な冒険第7部のタイトルになっている「スティールボールラン」レースのプロモーター:スティーブン スティールの妻です。
年齢は14歳。
旧姓はペンドルトンで第1部のエリナと同じなのでジョースターと結婚するヒロインかと予測させられますが、ジョニーの妻とは別キャラクターです。
祖父と孫ほど歳の差のあるスティーブンの妻であることに誇りと信念を持ちスティーブンを守るために危険を顧みない行動を取ります。
スティーブンやバレンタイン大統領、大統領夫人のスカーレット、ディエゴ、マウンテン・ティムなど敵味方男女問わず魅了し、襲いかかる敵にまで「かわいい」と言わせて美貌の持つ主です。
ルーシー・スティールのスタンド能力:チケット・ゥ・ライド
チケット・ゥ・ライド
ルーシーのスタンド
ビートルズの楽曲から
歌詞は別れの曲
そのためかスタンド名も「涙の乗車券」
触れた箇所に同じ不幸を繰り返す能力
ラブトレインに繋がる途中段階のスタンド
引いてはあの方の能力の一端かもしれない
なんて発音するんや名前笑
#スタンド洋楽クソbot pic.twitter.com/wAIvCBHODD— ジョジョリオン完結したから読んでね!! (@syukuhukusiro) March 3, 2020
頭部以外が全て揃った聖人の遺体に触れ、最終部位である頭部をルーシーが懐胎したことによって発現した能力。
バレンタイン大統領のセリフで「ルーシーの体を通じて発動している遺体の新しいスタンド能力」と表現されています。
ルーシーが流した涙が固形化し刃物のようになって武器となる形でスタンドビジョンはありません。
この能力が発現する時、ルーシーの心に「切れ」と指示する声が届くが、本体に話しかける「エコーズact3」や「スパイスガール」とは違いです。
遺体の両眼球を持ったバレンタイン大統領がルーシーの身体に入った首以下の遺体を通じて話しかけています。
また「涙のカッター」は切られると負傷した箇所に厄災が繰り返しふりかかり、ルーシーが望むように動かされるというチート級の能力です。
見た目は小さな刃物のようだがルーシーを中心に切りつけられた人の運命を操作しているようにも考えられるのは遺体の力の片鱗なのかもしれませんね。
ルーシー・スティールは強いのか?
戦闘能力としては14歳の女の子が刃物を振り回している形なので弱いです。
能力を発揮した相手はスタンド使いではない人間だけで、大統領を直接襲っだ時にはスタンドも出さずに本体だけで押さえつけられています。
しかし、大統領夫人のスカーレットに近づき、遺体を奪うことに成功したり、ホットパンツの変身能力だけで大統領に致命傷を与えるなど行動力で重要キャラクターに勝利する強さを見せています。
ストーリーの中では最後の敵となった「ザ・ワールド」を使う異世界のディエゴに”異世界の自分と出会うと消滅する”という大統領のスタンド能力の一端を利用して単独で完全勝利しました。
大統領はスタンド能力で異世界の自分と入れ替わり復活したとはいえ、ジョジョの2大ボスキャラを倒した唯一のキャラクターは見ようによっては最強なのかもしれないです…。
Sponsored Link
ルーシーの最後について
スティールボールランの最後にディエゴが遺体を格納庫に運んだが、格納庫をロックしたのはルーシーであるような描写があります。
指でロックするだけで幸運の中心になれるのならルーシーが中心となっているはすです。
しかし、格納庫まで運んだディエゴが所有者と認識されているようなら、スティーブンのセリフの通り誰のものでもないという結末なのかもしれません。
ルーシー・スティールのその後
#いんねんの自覚 を説くルーシー・スティール♻︎ #ジョジョリオン pic.twitter.com/hZ7DYThe3w
— 福之助福太郎 (@Fukuda_1026) August 7, 2021
ジョジョリオンに65歳になったルーシーが登場しています。
ルーシーはスピードワゴン財団の職員になっていて植物学と地形学を専門としていました。
スティールボールランレースでキーポイントになっていた「悪魔の手のひら」という土地のスタンド能力を引き出す「特別な力」の調査を続けていたようです。
「土地は生命を生み出す素晴らしい場所」だが、豊かさが歪み呪われてしまう見方があるという経験から杜王猟場が「悪魔の手のひら」に似ていると感じました。
ここで新種の植物「ロカカカ」育っていると思い、それを探しに杜王猟場の東方フルーツパーラー所有の果樹園を訪れています。
道中で17歳のジョセフ ジョースターに出会い、ラジオ・ガガ事件に巻き込まれます。
ジョースター家の人間の「星の形」のアザが「使命」で繋がり、スタンド能力を持っている印であることを認識しているが、ルーシーの目には見えないようでルーシー自身はスタンド使いではなかったように読みとれますね。
この話の冒頭で日本のS市に到着したルーシーは移動のためのドライバーを雇ったが、不親切な対応をされたり、置き引きに荷物を盗まれたり幸運の中心とは思えない目に。
それがきっかけでジョセフに出会ったことが幸運ととれるかも知れないが、この時点で重い病気を患っていて3年後に病死しました。
この最期を見ると普通の人生だったようにも思えるので遺体はルーシーのものでもなかったのかもしれないですね。
まとめ
- ジョジョの奇妙な冒険第6部の終わりでプッチ神父のスタンド能力により世界が一巡し少し違ったパラレルワールドの物語のとして描かれている。
- 第7部の「スティールボールラン」は時代が第1部と同じ頃で、似た名前のキャラクターが似たような役割りに当たっているところがある。
- 並行世界でルーシーが第1部のエリナに当たるキャラクターだとすると物語への影響力は強いが、その中で描かれたスタンド能力としては戦闘力は強くは見えない。
- 第1部ではディオとジョナサンの戦いの後、リサリサとジョージ託されて生き残ったエリナ。
- 第7部でルーシーはディエゴとジョニーの戦いの後、遺体をディエゴから取り返し安置した。
- 物語の終わりを担い、未来への希望を守る役としてルーシーはエリナと共通しているのかもしれない。
Sponsored Link
漫画やアニメ好きの方にシェアしてこの情報を届けませんか?
記事が参考になったという方は
FBなどで「いいね!」もお願いします^^!