ジョジョの奇妙な冒険に登場する「石仮面」
ジョジョのストーリーにおける重要なアイテムとなっています。
また、あのディオを吸血鬼にしたのもこの石仮面の能力。
そこで今回はこんなジョジョの奇妙な冒険に登場する石仮面について深掘りしていきたいと思います。
目次一覧
ジョジョに登場する石仮面とは
ジョジョ展で買った➰
石仮面のペーパーウェイト➰
実際の重さよりも重量感あるんですッ➰サイズたて11cmくらい…
よこ6.5cmくらい…
高さ4.5cmくらい…
重さ200gないッ➰部屋のディスプレイに使いますッ➰
一家に1個、石仮面どうですか?
#ジョジョ展
#ジョジョ
#石仮面
#荒木飛呂彦 pic.twitter.com/8O5hjFBLLQ— ミサイルハーツ (@jairomisairu) August 28, 2018
ジョジョに登場する石仮面とは、ジョジョ1部であるジョースター家の壁にかけられていた飾りものでした。
ジョースター卿がこの石仮面をていにいれたきっかけは、ロンドンを旅行していた時に美術商から購入しています。
仮面の裏側には、古代アステカ文明の文字が刻まれてるが、文字の意味は不明。
後にジョナサン・ジョースターの手によって研究され、ディオの手に渡ることとなります。
ジョナサン・ジョースターが石仮面を研究することになったきっかけは、偶然に飛び散った「血」に石仮面が反応したことです。
そして石仮面の奇妙な出来事は、あのディオも知っていました。
この石仮面が「血」に反応するのは、闇の一族のカーズが吸血鬼を生むための道具として作ったことが理由です。
闇一族が吸血鬼を生み出した理由は、食料として捕食するため。
吸血鬼を生みだし、た闇一族は驚異的な力を持っていました。
しかし、この闇一族には「太陽光」という唯一の弱点が。
そして、大きなエネルギー源となる吸血鬼を捕食することで、この弱点を克服しようと考えたのです。
闇一族が作り出した石仮面は血液に反応し、8本の肋骨状の針『骨針』を伸ばします。
石仮面を装着した状態でこの骨針が伸びると、頭蓋骨を貫き脳に達するようになっています。
そして、この骨針によって脳が活性化された人間は、不老不死の吸血鬼に変貌するのです。
この石仮面の特性はアステカ文明の「血の儀式」として受け継がれ現在にいたります。
そして、ディオはジョースター家の遺産を手に入れるために、ジョナサン・ジョースターを石仮面で殺害しようと計画していました。
ディオは殺害計画の実験台として街のチンピラに石仮面をかぶせ殺害。
しかし、死亡したと思われたチンピラは強靭な力を思った吸血鬼に変貌しディオを襲うのです。
このことがきっかけでディオは石仮面の隠された力を知ることとなりました。
そして、ジョースター家を乗っ取ることに失敗したディオ。
人間であることを辞め石仮面の力により吸血鬼に生まれ変わることとなるのです。
石仮面は現実に実在するものなのか
このジョジョの奇妙な冒険の根源ともいえる「石仮面」
吸血鬼を生み出すための石仮面は存在しませんが、アステカ文明のモデルとなった遺跡が存在します。
メキシコのテオティワカン遺跡。
ジョジョの聖地としても有名な遺跡です。
作中でアステカ文明によって行われた血の儀式の祭壇。
メキシコにあるテオティワカン遺跡に現在にも残るピラミッドこそが、アステカ文明の血の儀式に使用された祭壇のモデルなのです。
また、テオティワカン遺跡からは「石仮面」ともいえる当時の文化がうかがえる仮面が存在します。
また、その仮面は石仮面と同様に「石」が原材料。
テンプロ・マヨール博物館に保管されています。
ジョジョの石仮面のように骨針は出ないと思われますが、不気味な雰囲気は当時の奇妙な冒険があったのかもしれません。
ジョジョの聖地の1つにもなっているので、メキシコに行く機会があれば是非行ってみたい観光スポットとなっています。
石仮面の元ネタ・発祥
ジョジョの奇妙な冒険の「石仮面」
この石仮面の元ネタは
『映画エイリアンのフェイスハガー』
1/1 フェイスハガー
コレはスゲ〜😍 pic.twitter.com/kM5eNTNB5g— 加藤 テツナオ(ブレラン) (@_BladeRunner_) December 5, 2018
映画エイリアンに登場するフェイスハガーは宿主となる人間のからだに寄生体を植え付ける生物です。
人間の顔に8本の節足で覆いかぶさる姿は、石仮面の骨針のモデルとなったと考えられますね。
また、人間から生まれたエイリアンと吸血鬼も人から生まれたというところが類似しています。
作者の荒木飛呂彦はジョジョの登場人物やアイテムを雑誌や映画などを参考にすることが多くあります。
エイリアンの公開されたのは1979年だったので、石仮面のモデルがエイリアンのフェイスハガーが元ネタになっているのは間違いないでしょう。
ジョジョ作中の石仮面はその後どうなったのか
ディオによって暴かれた石仮面の秘密の力。
ディオは石仮面によって吸血鬼に変貌することとなります。
そして、ディオはジョナサン・ジョースターは倒され、すべての元凶ともいえる石仮面は粉々に破壊されます。
しかし、ジョジョ2部で別の石仮面が闇一族のカーズが眠る、メキシコの遺跡から発掘されます。
眠りから覚めた闇一族のカーズはジョナサン・ジョースターによって打ち砕かれます。
そして、残された石仮面。
ジョセフ・ジョースターと共に闘ったシュトロハイムによりイタリアのシチリア島に隠されることとなりました。
その後、ジョジョのストーリーに石仮面は登場することはありません。
しかし、ジョジョ7部のスティール・ボール・ランで、スタンド能力を引きす「弓と矢」と「石仮面」が紹介されています。
ジョジョの奇妙な冒険のきっかけとなった石仮面なので再び登場することがあるのかもしれませんね。
まとめ
- 石仮面とは闇の一族のカーズが吸血鬼を生むための道具で、ジョジョの奇妙な冒険のきっかけとなる重要なアイテム。
- メキシコのテオティワカン遺跡に石でできた仮面が存在し、石仮面のモデルとなったと考えられる。
- 石仮面の元ネタは『映画エイリアンのフェイスハガー』
- ディオが手にした石仮面は破壊されたが、カーズが眠るメキシコの遺跡から発掘されている。
- その後、イタリアのシチリア島に隠されることとなり、ジョジョのストリーからは登場することがなくなった。
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ジョジョの奇妙な冒険ファントムブラッド作品概要
話数 | 第一部:全9話 |
放送時期 | 2012年秋~2013年冬 |
制作 | david production |
主要キャラ/声優 |
ジョナサン:興津和幸
ディオ:子安武人 ツェペリ:塩屋翼 スピードワゴン:上田燿司 エリナ:川澄綾子 ジョセフ・ジョースター:杉田智和 シーザー:佐藤拓也 |