『BLEACH』は久保帯人さんが原作の漫画で、2000年代の週刊少年ジャンプを牽引した作品の1つです。
連載は2001年(36・37合併号)から始まり、2016年(38号)には15年に及ぶ連載に幕を下ろしました。
15年の間にアニメ化(2004年10月5日~2012年3月27日)、劇場版、ゲーム化、舞台化など様々なメディアミックスが展開され、人気を博しました。
また今夏(2018年)7月20日より実写映画が公開されたことでも話題になりました。
今回はブリーチの漫画のタイトルの意味と由来について掘り下げていきたいと思います^^
また作者の久保帯人さんはおしゃれで面白いのかについても見ていきます!
ブリーチとは
ブリーチは、人間の霊を食べる虚(ホロウ)という怪物から人間を護るために、虚を倒す力を持つ死神になった主人公・黒崎一護とその仲間たちの戦いを描いた物語です。
主人公の黒崎一護は霊感が強く、幽霊の見える高校生です。
霊が見えるからといっていつもと変わらない日常を送っていたある日、尸魂界(簡単に言うと霊界)から派遣された死神・朽木ルキアに出会います。
死神は虚から現世を護る役割を負っており、ルキアは虚を倒すために現世に派遣されたのでした。
ルキアがその事情を一護に説明していると、突如彼らの前に虚が現れ、一護の家族を襲い始めます。
さらに虚は狙いである一護にも襲いかかります。そしてそれを庇ったルキアは戦えないほどの傷を負ってしまいました。
誰も戦えない中で、一護はルキアから死神の力をもらうことで死神になって戦い、虚を倒します。
この一件以降、一護は死神として人間を護る道を歩み始め、数々の戦いに挑んでいきます。
ブリーチの漫画タイトルの由来と意味
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bleachは英語で漂泊する、脱色するといった意味です。
私の想像力が乏しいからかもしれませんが、これらの意味を作品にどう結び付けたのか見当が付きません。
いったいどういう意味を込めてこのタイトルにしたのでしょうか?
作者の久保帯人さんはタイトルについて、『ポルノグラフィティ岡野昭仁のオールナイトニッポン』(2008年12月13日放送)で以下のように述べたそうです。
「死神をイメージする黒の反対である白を連想させる言葉を選ぶことで、黒をより引き立たせる」
たしかに黒色と白色はお互いに色の存在をより目立たせてくれます。
劇中で主人公をはじめ死神はみんな死覇装(しはくちょう)と呼ばれる黒装束を着ており、その黒い衣装の死神は物語の中心となる存在です。
それを際立たせるためにあえてタイトルで白を選ぶというのは適していますね!
作者の久保帯人はおしゃれで面白い?
久保帯人さんについてネットで検索するとおしゃれや面白いといったワードを見かけます。
有名漫画家は作品関連のイベントへの出演、インタビューや対談、テレビ出演やラジオのゲスト出演など様々な形でメディアに出ています。
そういった場での久保帯人さんのファッションがおしゃれだったり、トークが面白かったということなのでしょうか。
ここではそこのところの真相を掘り下げていきたいと思います。
まずはおしゃれの方から見ていきます。
これは久保帯人さん本人を指しているというよりも作品を指していると思われます。
というのもブリーチはスタイリッシュさが作品の特徴の1つと言われているからです。
その要素として挙げられているのは、キャラクターデザインやファッション、タイトルコール(サブタイトル)の演出、コミックのイラストやデザイン、ネーミング、台詞、ポエム、詠唱などのようです。
調べてみたところ、ネット上でもこれらに関しては群を抜いてセンスがあると評価されているようです。
なので、そのスタイリッシュさを指しておしゃれと言うのでしょう。
しかし同時にこれらは読者の美的感覚と隔たりのあるものがあったり、中二病っぽく見えることから「オサレ」と揶揄されています。
おそらく今はオサレといった形でブリーチを見かける人の方が多いのではないでしょうか。
次に面白いについてです。
今は漫画作品をネタにする時はその漫画の台詞を面白おかしい流れで使ったり、キャラや場面をコラージュしたりするのが一般的です。
ブリーチはそれらが多い作品の1つと言われているようです。
代表的ものは台詞の場合だと「なん…だと…」や「一体いつから○○だと錯覚していた」があります。
ネットやSNSで一度は見かけたことがある人もいるのではないでしょうか。
加えて久保帯人さんはアクの強い性格のようで、本人もネタにされたり、ネットでオサレ師匠と言われたりしています。
なので、ここでいう面白いとは作者や作品をネタにできて面白いといったニュアンスなのでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
まとめると、
・虚という怪物から人間を護るために死神になった主人公・一護とその仲間たちの戦いを描いた物語
・黒い衣装を着た死神が物語の中心となる存在で、その存在をより際立たせるためにbleach(白を含蓄した言葉)を選んだ
・この場合おしゃれとは作品の要素がスタイリッシュであることを指し、面白いとはネタにできて面白いという意味だと思われる
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
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