『弱虫ペダル』は、渡辺航さんが原作の自転車競技を題材にした少年漫画です。週刊少年チャンピオンで2008年第12号から連載しています。
2013年(10月~2014年6月)には初のアニメ化して、以降は2014(10月~2015年3月)、2017年(1月~ 6月)、2018年(1月~ 6月)と計4度に渡り放送されました。
その他、2015年には映画化・ゲーム化、2012年から2017年まで毎年舞台化されるなど根強い人気のある作品です。
今回はそんな弱虫ペダルのタイトルの意味と由来について掘り下げていきたいと思います!
また、作者の渡辺航さんは自転車が好きなのかについても見ていきます^^
弱虫ペダルとは
『弱虫ペダル』は、主人公の小野田坂道が自転車に魅せられ、自転車競技での挫折や勝利を通して成長する物語です。
坂道はアニメやゲーム、漫画が好きな、いわゆる秋葉系です。
高校に入学した彼は同じ趣味を持った気の合う仲間と学校生活を楽しもうと、アニ研・漫研への入部を考えていました。
ところがアニ研・漫研は諸事情があり、なかなか彼の思うように事態は進展しませんでした。
そんな日々を送る中で、中学時代に自転車競技で活躍した今泉俊輔と鳴子章吉に出会います。
元々自転車競技の勧誘に乗り気ではなかった坂道ですが、彼らとの出会いをきっかけに自転車に魅せられるようになっていきます。
そして自転車競技入部にして、自転車に没頭していきます。
弱虫ペダルのタイトルの由来と意味
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作品は特徴的なタイトルがきっかけで手に取ってみたり、読んでみたりすることがあると思います。
そう言った意味で、弱虫ペダルはその特徴的なタイトルが目を引きますよね。
私個人としては月並みですが、主人公の小野田坂道がいかにも弱々しい見た目をしており、自転車競技を通して逞しく成長していくから弱虫ペダルというタイトルなのかなと思っていました。
ですが調べてみると、どうやら全然違っていました。
弱虫ペダルという言葉は、元々作者の渡辺航さんが自転車は重いギアで勢いよく走る方が強くてかっこいいと思っており、その対極とも言える軽いギアで回転数をあげて坂道を走ることを弱虫ペダルと自分で名付けたのだそうです。
ここから採って漫画のタイトルにしたのです。
ちなみに主人公・小野田坂道は小学生時代から自転車で秋葉原まで通っており、その過程で上り坂に強い身体が作られていました。
弱虫ペダルは主人公・小野田坂道の特徴も汲んだタイトルになっていて、まさにピッタリな作品名ですね!
作者の渡辺航は自転車が好き?
渡辺航さんは大の自転車好きで、その自転車愛は有名なのだそうです。
それは複数の連載作品を抱えているにもかかわらず、積極的にレースに出場するほどです。中には1日100キロ以上走る時もあるそうです。
自転車選びの際には、定期的に行う夏のツーリングに向けた試運転も兼ねて1日で40㎞走ったうえで購入したそうです。
また帰省した際に、神戸から長崎まで680㎞走ったそうです。
そして上述の長距離が走れるのも、毎日の自転車練習のトレーニングをしているからなのだとか。
ものすごい自転車への愛が伝わってきますね。
さらに渡辺さんはこれらの体験を漫画に活かしているようです。
実際渡辺さんは「見ているだけじゃわからないですよ。走っている感情は。自分がやってみて面白かったらマンガにする」、「エースのためにアシストがみんな散っていく。この”散り”に美しさやかっこよさがすごいある」と述べており、作中の描写や演出は自転車での体験を通して得たものからインスピレーションを受けたそうです。
好きなことを実際に体験してその経験を活かしているからこそ、画面から熱量や臨場感がいっそう伝わってきて読者は心が動かされるのかもしれません。
そういった部分も人気の一因なのかもしれませんね!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
まとめると、
・主人公の小野田坂道が自転車競技を通して成長していく物語
・軽いギアで回転数をあげて坂道を走ることを弱虫ペダルと自分で名付け、ここから採って漫画のタイトルにした
・渡辺さんは積極的にレースに参加し、時には何十キロも走行したり、毎日練習をするほど自転車が好き
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
→弱虫ペダル1期のアニメ全話の動画を無料視聴する方法!アニチューブやアニポは危険?
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