『ドラゴンボール』では、さまざまな道具も登場しましたが、改めてどのような道具があったのか?どんな効果があったのか?
その中で今回は、芭蕉扇について書いていきたいと思います。
芭蕉扇の元々の持ち主は誰だったのか?元ネタや、芭蕉扇が持つ効果など、振り返って詳しく調べていきますね^^
目次一覧
ドラゴンボールに登場する芭蕉扇(ばしょうせん)
芭蕉扇っていうと..どうしてもドラゴンボールの形を思い浮かべてしまう(。-_-。)
テンテンの方がカッコイイんだけどね。。(。-_-。) pic.twitter.com/B6wBt0Voak
— ヱイム (@FT_88_WCCF) March 10, 2018
芭蕉扇は、漫画、ゲーム、小説など、物語の中でよく目にする道具でもありますよね。
『ドラゴンボール』での最初の登場は、牛魔王の「フライパン山編」。
厳密に言うと、ここでは芭蕉扇そのものは登場していなく、「芭蕉扇という道具があれば、火が消せる」と、牛魔王が発したのが最初です。
では、芭蕉扇にはどのような効果があるのか?以下で解説していきますね。
芭蕉扇の元ネタ:西遊記の鉄扇公主が使用する団扇
芭蕉扇とは、植物の芭蕉の葉から作られた団扇で、見た目は相撲の行司さんが持っている軍配とよく似ています。
蒲葵(びろう)という植物の葉から作られた団扇も芭蕉扇と呼ばれるみたいですが、こちらは葵扇(きせん)とも呼ばれています。
形状からすると『ドラゴンボール』の芭蕉扇は、芭蕉の葉で間違いないでしょう。
元々は、『西遊記』の登場人物「鉄扇公主(てっせんこうしゅ)」が使用していたものみたいで、日本では「羅刹女(らせつにょ)」という名前で呼ばれているそうです。
初期の『ドラゴンボール』は、『西遊記』をモデルにしたキャラクター(悟空や牛魔王など)も多くいたことから、芭蕉扇も同じことが言えるでしょう。
ちなみに鉄扇公主は、『西遊記』では牛魔王の妻でもあります。
このことから、牛魔王と芭蕉扇の関わりが深いことがよくわかりますよね。
芭蕉扇の道具としての効果
フライパン山の火を消すため、牛魔王が悟空に芭蕉扇を取りに行ってきてほしいと、カメハウスまでお遣いを頼みましたが、そもそも芭蕉扇とは、どのような効果があるのでしょうか?
作中での亀仙人の話によると…
”一扇ぎで大風を起こし、二扇ぎで乱雲を呼び、三扇ぎで豪雨を降らせる”
どうやら、ドラゴンボールでは芭蕉扇1つで嵐を巻き起こせるみたいですね。
元ネタである『西遊記』での芭蕉扇の効果は
”一度仰げば風を呼び、二度仰げば雲を呼び、三度仰げば雨が降り、立て続けに49回仰ぐと、どんな火でも消し止める霊水が降り注ぐ”
49回仰ぐ効果は『ドラゴンボール』にはない内容でしたが、三度までの効果は同じような気もしますね。
風→大風・雲→乱雲・雨→豪雨というように、スケールが大きくなった感じでしょうか。
ただ原作では、フライパン山でも、それ以外でも、芭蕉扇を実際に使うことはありませんでした。
唯一、アニメ版のオリジナルストーリー(悟空とチチの結婚式と花嫁修業)で、ピラフ一味のシュウが、悟空達から奪った芭蕉扇を一扇ぎして、ピラフとマイをふっ飛ばしてしまうシーンがあります。
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芭蕉扇の持ち主は牛魔王
芭蕉扇というと、フライパン山、もしくは牛魔王を真っ先に思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか。
そして、『西遊記』のストーリーを知っている人であれば、芭蕉扇の持ち主である鉄扇公主と、その夫である牛魔王を連想するのではないかと思います。
なので、芭蕉扇の持ち主は牛魔王だと一瞬勘違いしてしまいがちになります。
しかし、芭蕉扇の持ち主は亀仙人であり、牛魔王は、あくまでも芭蕉扇を必要としていた側なんですよね。
仮に持ち主が牛魔王であれば、亀仙人を呼ぶこともなかったでしょうし、かめはめ波のお披露目も、もっと先になっていたことでしょう。
もしかしたら、改心しないまま、悪行三昧だったかもしれません。
亀仙人が最期は捨ててしまった
どういう経緯で手に入れたのかはわかりませんが、芭蕉扇の持ち主は亀仙人です。
それを求めて、悟空とチチはカメハウスに向かったわけですが、家中のどこを探しても見つかりません。
亀仙人がウミガメに尋ねると、芭蕉扇は以前、亀仙人が鍋敷きに使っていたとのこと。
それを聞いた亀仙人は、ワンタン汁がこぼれて汚くなってしまったから捨ててしまったことを思い出します。
そもそも、ウミガメに聞くまで、鍋敷きに使っていたものが芭蕉扇だったことすら気づいてなかったみたいです。
ウミガメも「なんて罰当たりな!」と言って、呆れ返るほどです。
芭蕉扇といい、筋斗雲といい、亀仙人は、所有物をまともに扱ったことないんでしょうかね。
まとめ
・芭蕉扇は、芭蕉の葉から作られた団扇で、『西遊記』の登場人物「鉄扇公主(てっせんこうしゅ)」が使用していたものがモデル
・芭蕉扇は、”一扇ぎで大風を起こし、二扇ぎで乱雲を呼び、三扇ぎで豪雨を降らせる”効果がある
・芭蕉扇の持ち主は、牛魔王ではなく亀仙人
・亀仙人は、芭蕉扇を鍋敷きに使って、ワンタン汁がこぼれて汚くなったから、捨ててしまった
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