『ドラゴンボール』で、悪の組織と言えば、まず最初に登場したのが「レッドリボン軍」
今回は、レッドリボン軍のTopに立つ、レッド総帥について書いていこうと思います。
レッド総帥の本当に叶えたかった願いや、仲間に殺された最期などについても見ていきましょう。
目次一覧
レッドリボン軍のレッド総帥とは
あ、そういや昨日 市役所で
太ったおっさんが レッドリボン軍のTシャツ着てて 月曜日から気合い入ってるな〜思った。太ってたけど、チビではなかったから
レッド総帥では無いなと確信した。 pic.twitter.com/QqNp7eXXvr— Sugulルll” (@sugulll1) September 11, 2018
レッド総帥は、悪の集団「レッドリボン軍」を指揮するボスです。
世界征服を目的に、各地に散らばったドラゴンボールを、その地方ごとに部下たちに指示を出し、集めさせています。
見た目は、オールバックにセットした、赤い髪の毛、右目には眼帯、そして、パイプか葉巻をくわえていることが多いです。
イメージとしては、ひと昔前のマフィアと言ったところでしょうか。
性格は、悪そうな見た目通りの残忍な性格をしていて、とにかく部下たちの失敗を嫌い、任務を果たせずに終わった者は、容赦なしに処刑にするという、あまりにも残酷な人間性の持ち主。
身長がかなり低く、本人もそれが一番のコンプレックスで、側近のブラック補佐が横に立つと怒り出します。
「わしのそばに立つなと言っただろ!チビに見えるじゃないかっ!」
いや、チビなんですよ(笑)自分で認めたくないらしいですね。
しかも、よりによってブラック補佐の身長が、普通の人よりも高いせいで、なおさら小さく見えてしまうのが残念に思います。
レッド総帥のドラゴンボールで叶えたい願い
『ドラゴンボール』に登場する悪者といえば、基本的に叶えようとしている願いは、世界征服が目的のキャラクターがほとんどです。
レッド総帥もそのひとりで、極悪の組織のボスらしい行動を取っていたのですが、終盤になってから、意外な答えがわかってしまいます。
ここからはレッド総帥の、本当に叶えたかった夢について検証していきます。
世界征服というのは嘘
悟空によって、次々と壊滅させられる各地のレッドリボン軍隊。
それに耐えられなくなり、レッド総帥は、最終手段である殺し屋の桃白白(タオパイパイ)に、悟空の始末を依頼します。
桃白白は、悟空…もといアラレちゃんに破れて帰還したブルー将軍を、舌のみで殺してしまうという、とんでもない力を見せつけます。
この時点で勝利を確信し、ドラゴンボールも自分のものだと喜ぶレッド総帥。
期待したとおりに、桃白白は悟空を倒し、ドラゴンボールを奪ってレッド総帥のもとへ。
帰還の途中で、4つあるハズのボールが、1つ足りないことに気づき、レッド総帥に、「ボールを手に入れて3日後に戻る」と連絡をし、そのままUターン。
しかし、今度はカリン塔に登って修業をした悟空に返り討ちにあい、そのまま本部に乗り込まれます。
本当の願いは身長を伸ばすこと
残りの兵士たちも次々と倒され、本部も壊滅状態。
ブラック補佐の言葉に従い、遂にレッド総帥も撤退することを決断します。
ここで、とうとうレッド総帥の、本当に叶えたかった願いがわかってしまいます。
「ちくしょう…!あとひといきだったのに…あとちょっとでわたしの背がのびたのに…!」
という一言が漏れます。
レッド総帥の本当の願いは「自分の背(身長)を伸ばすことだった」のです。
当然、世界征服が目的だと思っていたブラック補佐も、さすがに驚きを隠せないでいましたね。
世界征服は、時間さえかければ、ドラゴンボールを使わなくとも何とかなると思っていたらしく、支配者として、まずはカッコよくなりたかったみたいです。
レッド総帥の強さについて
そんな見た目ばかりを気にしていたレッド総帥ですが、そもそも強いのか気になりますよね。
総帥自体は全くもって強くない
任務に失敗したものは、即処刑する残忍な性格のレッド総帥。
部下に指示するだけで、本人の戦闘シーンらしきものは、全くないんですよね。
そして、身長を伸ばす願いとわかったときには、こんなことも言っていました。
「学生の頃から、チビレッドとバカにされ続けてきた」
どうやら、いじめられてきたみたいですね、その生い立ちから考えてみても、全然強くはなさそうです。
最後は仲間であるブラック補佐に殺される
ドラゴンボールのレッド総帥は世界征服のため…ではなく自分の身長を伸ばすためにドラゴンボールを集めていた。側近のブラック補佐はその事を知りレッド総帥を粛正(銃殺)した🔫☠
あくまで極端な比喩だが、いくつかの組織ではこれすれすれの状況が起きていると思う🌃 pic.twitter.com/C5RRBNl5Kq
— りゅう🤡変人戦略担当(Web屋&デジマ) (@RyutaH) July 16, 2021
ドラゴンボールで、背を伸ばす願いを叶えられなかったレッド総帥は、自分の私利私欲のためだと知ったブラック補佐の怒りを買ってしまい、銃で撃たれて殺されてしまいます。
自分の身長を伸ばすためだけに、たくさんの兵が亡くなっていったんだから、そりゃあ怒って当然ですよね。
しかし、総帥ともあろうお方がなんともあっけない幕切れでしたね。
レッドリボン軍を引退して、映画監督やっとるのかね
レッド総帥にブラック pic.twitter.com/tpeh2fKQ4i— ももやん (@momo_familyfan) June 15, 2019
アニメではレッド総帥とブラック補佐にそっくりなキャラが登場しています。
レッド似の男は眼帯をしていないので別人の可能性が高いですが、ファン的には細かい工夫で嬉しいですね^^
まとめ
・レッド総帥は、極悪組織「レッドリボン軍」をまとめるボス
・身長が極端に低いことがコンプレックスで、自分の近くに立たれることをすごく嫌う
・ドラゴンボールで叶えたかった本当の夢は「身長を伸ばすこと」
・学生の頃から身長の低さをバカにされていた
・最終的にブラック補佐の怒りを買ってしまい殺される
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