対戦相手に恵まれず、負けキャラとして定着してしまった「ヤムチャ」。
今回は、そんなヤムチャの最終奥義「繰気弾」を検証していきたいと思います。
繰気弾は果たして強い技なのか？それともショボくてつまらない技なのか？詳しく調べていきますね^^
目次一覧
繰気弾（そうきだん）とは
ヤムチャの技「そうきだん」は漢字で「繰気弾」と書きます。「操気弾」ではありません。気弾を「操作」するイメージから「操」と書きたくなってしまうので間違いやすい点です。じゃあ何で「繰」なのかというと、これはたぶん「気弾を繰り出す」イメージを反映させたものでしょう。 pic.twitter.com/vFLEgQtsyJ
— ナッパ教司祭 (@nappasan) May 8, 2019
繰気弾は、ヤムチャのオリジナル技で、第23回「天下一武道会」のシェン(神様)戦で初披露しました。
技の出し方は、まず手のひらに気を集中させて、エネルギーの球を作り出します。
その球は、自在に遠隔操作することが可能となっているんですね。
簡単に言うと、操作のできる“エネルギー弾”といったところでしょうか。
なるほど、気を操るから繰気弾なんですね！
ん？繰気弾…なんか字が違う気がします(笑)
操る(あやつる)ではなく手繰る(たぐる)なんですね！…気を手繰ってどうすんの！(笑)
繰気弾は強いのか？
使い手がヤムチャなだけに、技の強さに疑問が生まれてくるのが正直な気持ちではないでしょうか？
これが仮に「悟空」や「ベジータ」の技であれば、視聴者の見る目が違っていたことでしょう。
まぁ、そんなことを言ってしまったら元も子もないので、まずは繰気弾の強さを探してみましょう！
実は気を操作する攻撃として「クリリン」も「ダブル気功波」という技を持っていて、相手を追尾する機能があります。
ただ、気を操作する分、スピードが遅くなってしまうのがネックなんですね。
その点、ヤムチャの繰気弾は、スピードがかなり速いのが特徴です。
スピードを維持しながらの操作は難しいと思われるので、非常に高度な技であることがわかります。
強いかどうかは別として…(笑)
ヤムチャ最強技に対するファンの声
さて、繰気弾はヤムチャが編み出した最後の技であり、自身の自慢の最強技でありますが、ドラゴンボールを観てきたファンは、繰気弾についてどう思っているのでしょうか？
ネット上のコメントを見てみると「威力がなさすぎる」という、破壊力に欠けている意見が多いみたいです。
逆に意外と多かったのが、「自在に操れる実はすごい技」「もっと磨いていけば最強の技だったかもしれない」という肯定の意見もたくさんありました。
ただ、語尾に「かもしれない」という言葉が高確率に入っていたのも事実。
ヤムチャの戦闘力が頭打ちになってしまったため、せっかくの最強技も残念な結果になってしまいました。
繰気弾はつまらない技なのか？
ヤムチャが試行錯誤の末に編み出したであろう繰気弾。
結局、アニメを含めても、日の目を浴びることがほとんどなく、悲しい結果になってしまいました。
大した活躍することもなく終わってしまったわけですが、果たして繰気弾は、本当にただのつまらない技だったのでしょうか？
ただの気の玉を動かすだけ
上記にも書いたとおり、気を操るには高度な技術が必要だということはわかっていただけたと思います。
なんだかんだ言っても、ヤムチャも地球人の中ではトップクラスの武闘家ですからね。
ただ、高度な技だからといっても、スゴさがわかりづらいのも確かなんですよね。
見せ場も少なかっただけに、気の玉をただ動かしているだけだと見られても仕方ないのかもしれません。
そして、操っていることに集中しているため、自分自身が隙だらけになってしまうのも欠点なんですよね。
しかし、繰気弾を操っているときのヤムチャがかっこよく見えるのは僕だけでしょうか？(笑)
爆発もしないから弱い
繰気弾が世間にショボいと言われる最大の理由は、爆発しないことが問題なんだと思います。
ドラゴンボールでエネルギー波系の技の見どころといえば、やはり派手に爆発するところや貫通性があるところではないでしょうか。
そのスケールが大きければ大きいほど、技の破壊力にも信憑性が出ますからね。
爆発のしない繰気弾は言ってしまえば、耐久性のあるエネルギー弾ってところでしょうか。
うまくいけば、繰気弾のループ連打で大ダメージを与えられそうですが…やはりどうしてもスケールが小さく見えてしまうのは否めませんね。
繰気弾が使われたシーン
繰気弾 Sōkidan
ヤムチャ(23)、かっこいいぞ! pic.twitter.com/5VGm8hc48w— Akane (@poroporokun1) September 11, 2020
繰気弾のお披露目は天下一武道会のシェン(神様)相手に出されています。
最初は見た目だけで相手の実力を判断していたヤムチャでしたが、何度もダメージを負い、しまいにはシェンに説教までされる始末。
とうとう本気になったヤムチャは「狼牙風風拳」を繰り出すも、あっさり見切られ、ここで繰気弾が発動されるわけです。
さすがのシェンでもビックリするほどの速さで、ついに繰気弾がアゴにヒットします。
しかし、勝ちを確信し油断したヤムチャは、体勢を立て直したシェンの一撃で場外負けをしてしまいます。
実力に差がありすぎたので仕方ないんですけどね。
まとめ
・繰気弾は「ヤムチャ」のオリジナル技で、気の球を自在に操作できる
・速いスピードを維持したまま操る高度な技だが、破壊力がないのが欠点
・爆発もしないため、スケールの小さい技に見えてしまう
・「シェン(神様)」相手に繰り出し、ヒットするものの、結局は負けてしまう
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