トキが病気じゃなかったら最強だった?死の病に掛かった理由についても

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『北斗の拳』ファンの一部にはある根強い説がささやかれ続けております。

トキ最強説。

物語では一見確かに派手なケンシロウやラオウに目がいってしまいがちです。

しかし、よく読んでいる人には、「確かに」と納得させる根拠があります。

天才トキ最強伝説を、彼のキャラクターの特徴であると交えて紹介してまいりましょう。

トキの死の病とは?

トキについて語る時、避けて通れないのが彼の負った重い死病についてです。

まず、トキの見た目が印象的です。

 

真っ白の縮れた長髪で、無精ひげを生やし、ちょっとやつれ気味の顔。

しかも、時折ゴホゴホと発作にむせんでしまうところが読者の心配心をそそります。

 

こういった調子なので、トキはしばしば、いわゆる“ザコキャラ”にまで「重病人のこいつになら勝てる!」あつかいをされております。

 

とはいえ、いつも一瞬で返り討ちなのですが。

実のところ、トキは生まれついてこういった持病を抱えていたわけではありません。

 

トキが発病するには彼のキャラクターを象徴したあるエピソードが隠されています。

トキが死の病にかかった理由

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アニメ版『北斗の拳』のOPのナレーションは大変に印象的なものが多いです。

中でも一番初期のものを知っているでしょうか。

 

「199X年、世界は核の炎に包まれた……」

この物語は世紀末救世主伝説です。

 

20世紀末核戦争後の世界を舞台としております。

そして、トキはその時代のあおりをまともに受ける“宿命”にありました。

 

トキのモデルはイエス・キリストです。

 

その姿はトキの性格や救世的な献身と優しさを表しています。

トキは若いころから医術を志しておりました。

 

北斗神拳の秘孔を人々の健康に生かそうとしたのです。

ちなみにこのころのトキはまだ髪の毛は黒黒としております。

 

顔かたちはちょっと童顔なくらいで、張りつやにあふれております。

しかし、そんな時、世界戦争がおこります。

 

そして、核の炎が落ちるのです。

トキはケンシロウやユリアとシェルターに逃げ込もうとします。

 

しかし、そこはすでに多くの子どもたちでいっぱい。

 

トキは「どうしてもあと1人だけは入れない」と覚り、ユリアとケンシロウを中に押し込んで自分でその重い扉を外から閉めてしまいます。

やがて、ケンシロウたちはその扉を開きます。

ところが、外に見たのは見る影もなく髪がすべて真っ白に色落ち、やつれはてたトキの姿でした。

 

以後トキは重い病にさいなまれるようになります。

いわゆる原爆症の一種でしょう。

“北斗四兄弟一”“天才”と称されながら、北斗神拳伝承者争いからの脱落を余儀なくされます。

 

そして、以後は医師として人々を救う道に専心するようになるのです。

トキがもし病気じゃなかったら最強だった?

トキの現世での初登場は鬼の鳴く町カサンドラの牢屋の中です。

ラオウの部下によって捕まってしまっていたのです。

しかし、誤解してはいけないのは、トキが弱いから捕まったのではありません。

 

トキは世紀末覇者である兄ラオウの野望を止めるべく弟ケンシロウとの合流を画策しておりました。

 

つまり、「自分がここに捕まっていた方がケンシロウは尋ねてきやすいだろう」と考えたのです。

案の定ケンシロウは、トキを追ってカサンドラにやって来ます。

そして、見事トキはカサンドラの町ごとケンシロウに解放され、久方ぶりの出会いを果たします。

 

ただ、トキは重い病身です。

しかも、伝承者から漏れた人間ですのであまり戦いの表には出ていきません。

 

ただし、作中ところどころに垣間見られるトキの活躍にその圧倒的な強さがしのばれます。

 

南斗最強の聖帝サウザーに対しては、「体の秘密を知った」として戦いを挑もうとします。

読み込んでいる人の大半は「本当にやれば、たぶん勝っただろうな」と思います。

 

ケンシロウとは拳合わせをして勝つシーンまであります。

トキはそれほどまでに天才です。

 

そんなトキについに宿命の戦いの時がやって来ます。

 

兄ラオウとの決闘です。

ラオウはトキにとっておさないころから強いあこがれの存在です。

 

しかし、トキはここで思わぬ奇策に打って出ます。

トキの本来の持ち味は“柔の拳”です。

 

水のように、風のように、流麗に体を操り、相手を翻弄します。

 

しかし、「死病にむしばまれた体による“柔の拳”ではおよばない」と、トキは自分に秘孔“刹活孔”を押します。

こうしてラオウさながらの筋肉質巨体に一瞬で肉体改造してしまいます。

 

つまり、トキはラオウの“剛の拳”に切り替え、挑むことにしたのです。

 

ただ、この急激な肉体変化はただでさえ病身のトキの寿命をさらに縮めるリスクがありました。

 

そうまでして「勝ちたい」という意気に感じたラオウ。

両者による真剣勝負はいよいよ壮絶に入り乱れてゆきます。

 

やがて、ラオウの本家“剛の拳”をも凌駕し、押し気味となってきたのはトキです。

ついにはその必殺の手刀がラオウの胸にまで突き刺さります。

 

ところが、ここで『北斗の拳』史上に残る名言がラオウによって吐かれます。

 

「きかぬ。きかぬのだ。トキよ」

涙を流しながらトキの手を握りしめ、持ち上げる兄ラオウ。

 

勝敗はすでに決しておりました。

 

「病を得ずお前の柔の拳であれば勝ったかもしれぬものを」

とラオウに言わしめつつ、もはや拳士としての終わりをむかえたトキはその後ひっそりと隠遁者のように生きます。

 

しかし救世主伝説はそこでは終わりません。

 

新たにまた星々は動き出し、トキもまたその動乱に巻き込まれてゆくのです。

これらのエピソードから、時は最強のキャラクターなのではないかと言われています。

まとめ

・トキは非常に重い死の病を抱えている

・トキの病は核の炎によるもの。いわゆる原爆症の一種

・トキは「本当に病気なのか?」と思うぐらい強く作中最強かもしれない

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