ユリアは南斗聖拳の何の流派?最後の将としての強さについても

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作中最大のヒロインとも言うべき存在がユリアです。

世紀末というあまりに荒廃しきった世界の中で、男たちはそれぞれの夢と欲望のもと相乱れて争いあいます。

そんな中にあって、凛と美しくまた慈愛に満ちあふれた彼女の個性は引き立ちます。

一方、ユリアは南斗聖拳最後の将でもあります。

一見、体はとても華奢で、心は繊細で優しく、拳法とは全く無縁に見えるのですが。

そんな彼女の流派は何なのか。

そして最後の将としての強さについても言及しつつ、彼女の際立つ個性について分析します。

ユリアとは

ユリアは長い物語の当初から登場する『北斗の拳』屈指のキーパーソンです。

心優しいケンシロウとユリアは相思相愛。

しかし、ケンシロウのライバルである南斗聖拳のシンもユリアを愛しており、力づくでケンシロウからユリアを奪い去ります。

 

こうして、ケンシロウは瀕死となるのですが、かろうじて回復し、長い旅は始まります。

世に“傾国”という言葉があります。

あまりの美しさで男たちを狂わせ、国をもかたむけてしまう女性。

 

あまりに皮肉なことですが、彼女はまさにそういう宿命を背負っております。

ケンシロウ、シン、ラオウ、ジュウザ、……。

一体幾人の猛者たちが彼女に恋い焦がれ死闘を繰り広げ、その命をも散らしていってしまったことでしょうか。

五車星の男たちもみんな彼女を守る盾となって壮絶な運命をむかえます。

 

しかし、ユリアという存在はそれほどまでに男たちのロマンそのものを象徴しております。

ゆえに彼女の運命はあまりにはかないのかもしれませんが。

ユリアは南斗聖拳の何という流派なのか

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自分が元凶となって世の中がいよいよと血なまぐさく荒み果ててゆく様をはかなみ、シンの居城であるタワーから身投げしてしまったユリア。

その後、南斗六星はシン・レイ・ユダ・シュウ・サウザーと次々たおれ、最後の一人だけを残すのみとなっていたのです。

 

当時、世紀末覇者として破竹の勢いだったラオウと、その野望を阻止すべくケンシロウがいよいよ雌雄を決せんと互いの牙を研ぎ澄ましあっておりました。

そこに飛び込んできた南斗最後の将の報。

男たちは今一度“目覚め”ます。

その正体は女性、しかもユリアだったのです。

 

ラオウも幼いころからユリアを深く愛しておりました。

こうして『北斗の拳』中盤最大の山場がやって来ます。

さて、ここで多くの読者はここで疑問を感じます。

 

ユリアはいったいどんな拳法の使い手なのか、そして、本当に強いのか、ということです。

作中ユリアが拳法の型を取り、戦っているのを一切見ません。

しかも、体格はすこぶる女性的、きわめて細身のモデル体型であり、筋肉質なところは全く見られません。

 

ここからは憶測によらねばならなくなるのですが、ポイントは彼女の持つ“慈母の星”です。

ユリアの存在はあまりに優しく慈愛的で、いうなれば旧約聖書の聖母マリアとマグダラのマリアを掛け合わせたようです。

そこにいるだけで人々は癒されるのです。

 

それは心だけではありません。

傷ついた幼きラオウやラオウの部下たちまで触れただけでその体の傷を癒してしまいます。

そして、彼女の強さとはまだあります。

 

それは心です。

世紀末の動乱が熾烈を極める中、あくまで「救世」「慈愛」をもって時に立ち、時に自らの犠牲にためらいがありません。

そんな“母”たる凛とした有様に苦しむ人々は勇気づけられるのです。

 

つまり、ユリアは確たる格闘拳法の流派を継いでいないでしょうが、“癒し”という南斗に眠る流派・天賦・宿命を濃密に受け継いでいる、と言えます。

ユリアのその後

南斗最後の将ユリアを守るために五車星の男たちは次々と世紀末覇者ラオウの前にたおれてゆきます。

こうして、追い込まれたユリアですが、ついにその男はやって来ます。

 

ケンシロウです。

ケンシロウはラオウに対し押し気味に格闘を進めますが、とある事故により取り逃がしてしまいます。

しかも、ユリアを奪い去られて。

 

その後、ラオウはユリアと二人が初めて出会った北斗練気闘座で最終決戦を挑みます。

非情のラオウは、愛こそが自らの敗因ならばその愛を断つ、としてユリアを手にかけた、とほのめかします。

が、北斗神拳奥義無想転生に目覚めたケンシロウによって敗れ、最後にユリアを解き放ちます。

 

実は、ユリアは余命いくばくもない死病におちいっておりました。

しかし、ラオウは秘孔を突き、彼女の余命を2年延ばしたことを、ケンシロウに知らせます。

こうして、ラオウはすべてのエネルギーを天に放出して往生をとげ、ケンシロウはユリアとともに旅立ちます。

その後、二人がどのような旅をおこなったのか、あまり詳細は語られません。

まとめ

・ユリアとは英雄たちに死を賭して戦いに向かわせる非常に大きなキーパーソン

・ユリアは格闘拳法には手練れていないが、人や世を癒す“強さ”を持っている

・ユリアは死の間際の2年、結ばれたケンシロウと旅に出た

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