ホットパンツのスタンド能力は強い?大統領との戦いがかっこいい!

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スティールボールランの登場人物で需要な役割を持つホットパンツ。

レース参加者で敵とも味方ともつかない存在ですが、ストーリーの重要なキーパーソンの1人です。

初登場時には謎が多く、敵なのか味方なのか、性別すらはっきりわかりませんでした。

徐々に明らかになっていくキャラクター固有のストーリーからも現れてくる魅力を考察してみたいと思います。

ホット・パンツとは

スティールボールランレースの参加者の1人です。

選手登録上ではアメリカ人、年齢不詳、本名・略歴も不明となっていました。

ジャイロのセリフから「いい馬に乗っていて作法や身のこなしはイナカ者じゃあない」という雰囲気を持っています。

見た目も行動もスマートな男のように見えるホットパンツですが、ストーリーが進むにつれて正体や目的があきらかになっていきます。

初登場でジャイロとジョニーを牛泥棒と勘違いしていていきなり襲い掛かります。

「ごきげんよう挨拶はこのくらいにして用件を言う
これからおまえらを木に『吊るす』」

第一声がこのセリフです。

第3部の承太郎の「やっつけてやるぜ、ダービー」に匹敵するほどハッキリとした勝利宣言でバトル開始です。

牛ドロボウは「縛り首」だと一方的に話しながらスタンド能力を出し、スタンド使いということがすぐに明らかになりました。
突然始まったバトルですが、どちらもダメージが出る前に誤解が解け、とりあえずの和解で終わりました。

直後のリンゴォ・ロードアゲイン戦ではジョニー、ジャイロと味方として共闘しています。

3rdステージで優勝、それ以外でも5thステージまで上位入賞しました。

優勝候補の一角でしたが、ルーシーを援護するため大統領の側近のマイク・Oを倒し遺体の一部を持ち出した犯人として政府に追われる立場になります。

男勝りの行動力もあり自分のことを「オレ」と言う話し方をしていましたがこのマイク・Oとのバトルから自分のことを「わたし」と言うようになっています。

さらに、攻撃を受けてピンチになったり気持ちの弱い部分が出る時には「あたし」と言い方が変わっているようです。

ディオと組んでの大統領と戦いはホットパンツの大きな見せ場ですが「全てが集まった聖なる遺体」の力で覚醒した大統領のスタンド「D4C ラブトレイン」の起こす現象によって死亡してしまいました。

ホットパンツのスタンド能力:クリーム・スターター

初登場のジャイロとジョニーに襲い掛かるシーンでホットパンツのスタンド「クリーム・スターター」の能力がお披露目されました。

ここではスプレー缶を持ったホットパンツが掴んだジャイロの腕の肉がスプレーで吹き出され、ジョニーの顔と一体化させ目や口、鼻を塞いで戦闘不能にさせるという攻撃を仕掛けました。

戦術としてはリンゴォ・ロードアゲイン戦などでは自分の腕の一部をスプレーにして吹き出し、腕だけが敵の背後などに潜み、本体と別の場所からスプレー缶を持ち奇襲するという使い方も見せました。

また、肉を吹きつけることによって負傷した身体を治療することができます。

スプレー缶がスタンドビジョンのようですが、スプレーはホットパンツ以外の人間でも使えるようです。
「スタンドにはスタンドでないと触れられない」はずなので、スプレー缶がビジョンだとするとかなり特殊なスタンドです。

本体のホットパンツが気を失っている間にスプレー缶を持ったホットパンツの手を動かしてジャイロがジョニーの傷を治す描写もありました。

さらにジョニーと大統領の最終決戦の時には別の平行世界のホットパンツから取り上げてきたスプレー缶でルーシーや馬の傷を治すことができていました。

本体の精神状況が弱っていたり不明な場所で他人でも本来の能力を発揮できる例外的なスタンドです。

肉スプレーを吹き出すスプレー缶は2つあり、本体のホットパンツが触れた人物の肉を吸いとりながら吹き出したり、ホットパンツ自身の身体をスプレー状にして狭い場所を通過したりすることができます。

さらに、スプレーを顔に吹きかけ、対象の相手に触れるとその人間に「変装」できる変身能力も持っています。
見た目を「変装」できるだけでなく、髪や眉の色…瞳の色、声色まで変えられ体臭があるならそこまで記憶できるそうです。
この能力でディオを大統領に「変装」させたときは着ている洋服まで変えられていました。

他人の「肉」をスプレーにして変形させたり融合させたりする能力は単純に見えていろいろな可能性を感じるスタンドです。

ホットパンツは強いのか?

初登場の時もその後のバトルでも、既に勝っているようなセリフを吐いて戦闘開始するのが印象的です。

勝利する戦略を持ち、戦うことに慣れていることを表しているように感じます。

「これからおまえらを木に『吊るす』」

「もし悪人ならすでにオレが君らを始末しているさ」

「お前に用がある!再起不能にしたあとでだがな」

など強気なセリフが印象的です。

「チューブラーベルズ」のマイク・Oとのバトルは単独でルーシーを護りながらの戦いになりましたが、能力を発揮しきって完勝しました。

ここでもバトル前に言ったのが
「すぐに終わる… 目撃されたのは窓の外のヤツだけだな?ここは… わたしがヤツを始末したら脱出だ」と完全にザコ扱いでした。

戦闘能力は強く見えます。

「シビル・ウォー」のアクセルRO戦では、どうにもならない状況だったが弟を差し出してしまったという罪の意識をつかれ心の奥底にどうにもならない弱点があることもはっきり表現されています。

強いところやよわいところ、表裏に良いところや悪いところもある人間味のあるキャラクターとして強い魅力を放つホットパンツです。

正体やレースに参加する目的

ルーシーに対して「ローマ法王庁」「ヴァチカン」の者と名乗っています。

ホットパンツには絶対に許されない罪と思っているつらい過去がありました。

幼い頃に弟と2人で山へ木の実を取りに入った時に運悪くグリズリーに襲われました。

ほら穴に追い詰められ、絶体絶命の状況で弟を差し出してしまったのです。

そのことを知っているのはホットパンツ自身だけで、周りの人たちは事故にあった事を気の毒がってくれました。

でも、自分の弟であり、両親の大切な男の子を犠牲にしてしまった罪悪感から両親のいる家にはいられなくなってしまいました。

自分が行ける場所は修道院だけ、神様のしもべになるしかない。
自分の罪を弟に許してもらいたかったのです。

ホットパンツの正体は修道女で、目的は「聖人の遺体」を集めること、それにより過去の罪を清めてもらいたいということです。

過去の罪の意識を増幅させ、ラップで本体を巻き付けるように相手の精神を支配するアクセル・ROのスタンド「シビル・ウォー」

この敵との戦の中で攻撃を受けた本人によりドラマチックに語られたホットパンツの正体とレースへの目的です。

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ホットパンツ&Dio VS 大統領戦がかっこいい!

利害が一致すると見えるとどんな相手とも協力し合えるように見えるホットパンツですが、ディオと組んでバレンタイン大統領との列車でのバトルは1番の見せ場だったのではないでしょうか?

「お前に用がある」と言いつつ、ディオの顔に肉スプレーをかけ窒息させる得意の奇襲攻撃で再起不能にさせようとします。

しかし、咄嗟に機転を効かせたディオは肉スプレーで塞がれようとしている自分の口と鼻でホットパンツの口と鼻を巻き添えに塞ごうとします。

その形が向かい合ってヘッドロックをするような無理矢理キスをするような形になり

「ズギュゥウゥン」

という効果音が載せられました。

第1部でディオがエリナと強引にキスをしたシーンを思い出させる名場面の1つです。

ちなみに第1部では「ズキュウウゥン」という効果音で、微妙に違いがあります。

大統領とのバトルに入る前から強烈なシーンを演じた2人です。

戦闘開始から異世界のディオ&ホットパンツとはち合わされ、いきなり大ピンチに陥ります。

ここはなんとか乗り切って列車に乗り込みますが、D4Cの能力を確認させてくれました。

大統領と対峙してバトルが始まりますが、本体同士では恐竜の運動能力を持ったディオは圧倒的に有利です。
ピンチに陥った大統領は平行異世界から別の自分自身を2人連れてきました。

基本世界の大統領と合わせて3人になり、3対2の状況になりました。

「覚悟はできてるかァーーーーーッ」
「行くぞッ! H・P‼︎」

「WRYYYYYYYYYYYYYYYYY」

意を決した恐竜の形相で3人の大統領に襲い掛かるディオです。

この時のディオの躍動感と見開きページの迫力は荒木先生の画力の強さに鳥肌が立ってしまいます!
このバトルがカッコよく見える大きな要因の1つだと思います。

ディオはホットパンツに対して「このためにお前を連れてきた」とこの状況を予測していたような発言をします。

そしてホットパンツの変身能力でディオも大統領の姿になりました。

ほんの少し躊躇した大統領にディオは一気に攻撃を仕掛け1対1の状況にし、さらにトドメの攻撃にかかります。

窓を割って外へ飛び降り、割ったガラスの破片に挟まれて平行世界へ逃げようとする大統領を追いディオも窓から外へ飛び出ます。
空中でガラスの破片を払いのけ、ディオは大統領の首を切り裂きます。

「切り裂いた首のその傷は!
オレがいた人間世界の悲惨の線だ…」

さらに、大統領の胴体を縦に切り裂き

「WRYYYYYYYーーーッ
そして これが!
それを越えた線ッ!」
「このオレがッ‼︎
手に入れるこの世界への線だッ‼︎」

第7部スティールボールランのストーリー全体の中で1番熱いと言っても過言ではないくらいのクライマックスです!

大統領はラスボスで、この後に主人公との戦いがあるのでギリギリのところで逆転し、ディオは敗北してしまいますが、ジョニーvs大統領の最終決戦に勝るとも劣らないかっこいいバトルでした。

ディオの最後のセリフは

「人間讃歌は勇気の讃歌ッ‼︎」
「人間のすばらしさは勇気のすばらしさ‼︎」

第1部のツェペリさんの名言を思い起こさせるような、あの時逆の立場だったディオのディオ側の熱い思いを見た気がします。

ホットパンツのサンドイッチは高級品?

スティールボールランレースの4thステージ第11日目、果樹園地帯を通過している時、ジャイロとジョニーはリンゴォ・ロードアゲインの能力により林から抜け出せなくなっていました。

2人の元に同じ状況で困っていたホットパンツが

「街道へ出るまで協力し合おう!」

と持ち掛けますが、ジャイロはホットパンツに対して不信感を強く持ち受け入れません。

そこで自分と協力するメリットとしてホットパンツが2人差し出したのが「ローストビーフサンドイッチ」です。

「一緒にいればうまい料理を食べさせてやる」
と言いながら渡していますが、

サンドイッチを
“料理” と言いまわすことで
“高級なのかな?”
“相当手がこんでいるのかな?”

と想像させられてしまいます。

中身にはローストビーフとオニオンと卵が入っているようです。

これを見ただけでジャイロとジョニーは目を白くしてヨダレを垂らしながら「あいつ 毎日こんなの食べてんのか!!」と驚いていました。

現代の日本ではローストビーフやオニオン、卵は一般家庭でも普通に食べられるものです。

しかし、スティールボールランの1890年代に過酷なレースの最中でという状況を考えるとものすごく高級な食事だったのかもしれません。

まとめ

ホットパンツの「クリーム・スターター」は人の身体を変化させることができるのと、明確なスタンドビジョンが無いので戦闘になると的が定めにくいスタンドと思えます。

スタンド使い本体は弱点となることが多いですが、自分の身体を細切れにして行動ができる能力は防御の面で優れています。

攻撃面でもジャイロやジョニー、ディオでも避けられない奇襲ができるので戦闘力は高いスタンドだと思えます。

その上で怪我の治療もできて変身することもできるのでいろいろな能力を持ち合わせたロールプレイングゲームの主人公のようにも思えます。

大統領戦の後の退場があっけなく思えてしまいファンとしてはモヤっとするところもありますが、ディオと組んだこの戦いだけでなく、ストーリーの中での活躍はかっこいいものばかりでしたね。

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