『北斗の拳』には主に3人のヒロインが存在します。
ユリア、リン、そしてマミヤです。
その中でもマミヤと言えば、女を捨てた女戦士として異彩を放っております。
マミヤの美しさと強さと波乱万丈の人生について深掘りしていきましょう。
マミヤとは
@jagi_side9 実は北斗の拳のマミヤさんもすっごく似合うと思う!
あわせしたいですvすぐ東京行くっていいますのでwあそんでくださいv星矢もやりたいし、エメラルダスとメーテルとかでもいいなあv pic.twitter.com/yvi6kaKU1u— エミリィ (@emily_codante) 2013年8月25日
マミヤは野党集団牙一族に狙われていた村の指導者です。
両親も村の指導者だったのですが、早くに失い、マミヤはその重責を引き継いでおりました。
しかし、時は乱世。
たびたび襲ってくる悪党らに対しては自身武器を取り、先頭を切って戦います。
マミヤの武器は、刃つきのヨーヨー・ボーガン・峨眉刺など。
このあたり、ちょうど同じころに流行っていた『スケバン刑事』の主人公麻宮サキとの多くの接点が見て取れます。
まず、名前が似ており、かつ武器はヨーヨーです。
なお、マミヤは丸腰での格闘術も体得しており、レイに鋭いパンチを見せる場面もあります。
ふつうの悪党相手なら退けられるほどの度胸と戦闘力の持ち主です。
さらにマミヤの容姿も特徴的です。
「亡くなったはずのユリアに生き写し」としてケンシロウは一時心を奪われるシーンがあります。
ユリアは薄紫色ロング・ストレートの髪ですが、マミヤは赤茶けたボブの巻き毛です。
性格は勇敢男勝り。
とても女性的なユリアとは対照的です。
ただし、とても自己献身的という共通点もあります。
ケンシロウとレイとの出会い・別れ
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ケンシロウ、レイ、が流れてきたころ、マミヤの村は野党集団牙一族の劫略によって苛まれておりました。
やがてその攻勢は強まり、村のケンシロウ、レイへの依存は強まってゆきます。
そんな激闘にともに身をさらすにつれ、マミヤはケンシロウへの想いを深め、ウェディングドレス姿をさらします。
ただこの時、ケンシロウは眉一つ動かすことなく、ユリアへの一途な愛をマミヤは思い知らされることとなりました。
牙一族はやがてケンシロウ、レイにより無事殲滅。
その後、マミヤはマミヤは危険を冒してまで各地を渡り、トキの居場所を突き止めることもありました。
しかし、ケンシロウの想いが変わった様子は全く見られません。
そんなマミヤにとって大きな転機となったのが瀕死のレイとユダの激闘です。
レイはラオウによって秘孔を突かれ、残りわずかな命となっておりました。
ただ、「オレに初めて愛というものを教えてくれた女」マミヤに死兆星が見えることを知り、それを振り払うべく因縁のユダとの戦いに身をささげます。
マミヤは両親をユダに殺され、しかも、ユダの身に堕ちたUDの紋章を体に刻印された過去がありました。
結果、レイは死に花を咲かせるようにユダを見事撃破。
最後は一人倉庫に入り、壮絶な死をむかえます。
それにより、マミヤの死兆星も消えました。
マミヤはその後どうなったのか
ただ、一応これは苦言を呈します。
レイはマミヤに対し南斗水鳥拳で服を切り刻むなどして、2度までも裸にしてしまっております。
マミヤに女であることを思い知らせるためにやった、というのがレイの言い分のようですが、作中バットが言うように彼は相当な“悪党”の素養も持っていたことをうかがわせます。
ユダ編が終わると、マミヤは表舞台の登場シーンがほとんどなくなります。
天帝編が始まると、マミヤはレイの眠る村を悪党どもに襲われ、ヨーヨーを久しぶりに持ち出して戦おうとするシーンがあります。
しかし、生前のレイに「女らしく生きろ」と諭されたからでしょう。
ためらっている絶体絶命を後ろから助けたのはケンシロウでした。
最終章では、ケンシロウにリンとバットの成り行きを語り、ボルゲに捕まったバットを助け出そうともします。
終話後、マミヤの義理堅く一本気な性格から考えて終生一人身で通すこともあり得ます。
一方でレイの教え通り、新たな出会いとともに女性の幸せを享受したのかもしれませんね。
最後はケンシロウとレイどちらを愛していたのか
こちらについては描写からの考察になります。
マミヤはケンシロウにはドレス姿を披露したりと、戦士としてではなく女として自分を見せているような印象もありました。
しかし、愛というよりは慰めのような気持ちのように取ることもできます。
マミヤがレイを愛するようなシーンは描かれていませんが、マミヤのためにレイが命をかけて闘いますよね。
その際に『おれのぶざまな死に方を見せたくない。一瞬でもいい、女として生きろ・・・』と言い残して、この世を去るわけです。
そのときにマミヤは自分が誰を愛していたのかを悟るような表情を見せています。
個人的な想像や見解に任される描写ですが、きっと、マミヤはレイを愛していたのだと思います。
まとめ
・マミヤは男勝りの女戦士。北斗の拳作中3大ヒロインの一人である
・マミヤはケンシロウを深く愛していた可能性もあるが、レイに愛され失った時に愛していることに気づいたのかもしれない
・ユダ編が終わるとマミヤの登場シーン自体は激減するが、マミヤの一本気で義理堅い性格はずっと健在。ただし、レイのアドバイスを守り、女性らしく生きようとした
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