藤子不二雄の人柄と性格は?経歴と生い立ちについても深掘り

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日本を代表する漫画家の1人である、藤子不二雄さん。

代表作である「オバケのQ太郎」は、世代でなくても1度は見た、もしくは名前を聞いたことがあるでしょう。

 

そんな藤子不二雄さんが、2人組の漫画家であることを皆さんは知っていますか?

 

名前から単独の作家と思っていた方もいるでしょう。

実は「ドラえもん」や「パーマン」を描いた藤子・F・不二雄さんと、「忍者ハットリくん」、「怪物くん」を描いた藤子不二雄Aさんの、2人のコンビ名なのです。

 

今回は、藤子不二雄さんの人柄と性格、経歴と生い立ちについて深掘りしていきたいと思います^^

藤子不二雄について

藤子不二雄さんは、日本の代表的な漫画家です。代表作は、「オバケのQ太郎」です。

 

1人の作家ではなくコンビ名であり、「ドラえもん」や「パーマン」を描いた藤子・F・不二雄(本名・藤本弘)さんと、「忍者ハットリくん」、「怪物くん」を描いた藤子不二雄A(本名・安孫子素雄)さんの2人で構成されています。

名前の由来は、それぞれの本名を組み合わせたことから来ています。

特徴は、原作と作画という風にお互いがきっちり役割分担するのではなく、2人でストーリーを考え、作画をしていることです。

 

藤子不二雄名義での活動期間は、1951年から1987年までで、87年にコンビを解散しました。解散の理由は、お互いの漫画の作品に対する方向性に違いが出てきたからです。

 

解散後は、藤本弘さんが藤子・F・不二雄と名乗り、安孫子さんが藤子不二雄Aという名前で活動をしまいます。それぞれの代表作は上記のとおりです。

 

藤子不二雄の人柄と性格

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時代を超える作品を数々描いてきた藤子不二雄さんはどのような人柄なのでしょう?

先ほども述べたとおり、2人組の作家さんなので、藤子・F・不二雄である藤本さん、藤子不二雄Aである安孫子さんのそれぞれについてみていきます。

 

藤本(藤子・F・不二雄)さんは優しく(1)、真面目でありながら(2)、おちゃめ(3)な一面を持った人物です。

 

1.

人気漫画家である藤本さんは、仕事がとても忙しくて4時間睡眠でした。ですがそのような状況でも、家族と一緒に過ごすことを怠らず、大事にしていたそうです。

 

2.

メディアに出演する安孫子さんとは対照的に、漫画の執筆に取り組みました。

また、女優の白川由美が好きだった藤本さんは、安孫子さんが「表のたばこ屋の前に白川由美がいるよ」と言うと、急いでそのタバコ屋まで走っていったのだとか!

 

3.

トキワ壮に住んでいたころ、よくイタズラをしていたそうで、石ノ森章太郎さんをはじめとした作家さんに仕返しをされていたそうです。

 

 

安孫子さんは、非常に明るく社交的な性格です。

テレビ出演、エッセイ執筆、バラエティではレギュラー番組を持つなどメディア関係の仕事を多数引き受け、パーティー・飲み会・ゴルフなどのイベントに積極的に参加することは欠かさなかったそうです。

 

これだけでも安孫子さんのアクティブな様子がわかると思います。なので、年齢や性別は関係なく友人が多かったそうです。

 

一方で恥ずかしがり屋でした。

子供の頃はよく顔を真っ赤にしてしまったそうで、その恥ずかしがり屋ぶりは「電熱器」というニックネームが付けられたほどでした。

その一面は大人になってからも持ち合わせており、奥さんを名前で呼ぶことも躊躇してしまうほどです!

 

藤子不二雄の生い立ち

 

藤本さんと安孫子さんの出会いは、小学校時代に遡ります。

いつも休み時間に安孫子さんがノートに漫画を描いていたのですが、藤本さんが話し掛けたことがきっかけで2人は友人になり、いつも一緒に遊んでいたそうです。

 

中学時代になると、お互いにそれぞれ自作の漫画を漫画雑誌に投稿し始めるようになりました。

彼らは高校生になっても投稿は続けていたものの、1人で描くよりも2人で描いた方が良い作品が描けるという考えに至り、2人でコンビを組んで共作を描くようになりました。

こうして藤子不二雄は誕生しました。(当時はペンネームが違います)

 

共作でのデビューは1951年です。

「天使の玉ちゃん」でデビューしてから、漫画家としての活動を始めたものの、順調にはいかず紆余曲折ありました。

挫折や生活事情などもあって、2人とも1度は就職します。

 

しかしどうしても漫画家になることを諦められなかった彼らは、憧れの手塚治虫さんの自宅に行って、持ち込んだ自作の漫画を見てもらいました。手塚さんはその作品に対して「上手いね」と一言述べたそうです。

この出来事によって吹っ切れた2人は、並々ならぬ思いを持って改めて漫画家を目指すことに決めました。

以後、再び2人で漫画を描き始め、数々の名作を執筆してきました。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

まとめると、

・藤子不二雄は、藤子・F・不二雄と藤子不二雄Aのコンビで、「オバケのQ太郎」が代表作。

・藤子・F・不二雄は優しく真面目な性格で、藤子不二雄Aは社交的で恥ずかしがり屋。

・彼らは小学生時代からの付き合いで、高校生時代からコンビで活動する。

最後までお読みいただいた方、ありがとうございました。

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