ドラゴンボールで登場するマイナーキャラクターの一つにツフル人がいます。
ツフル人と言えば、自分たちの住む星をサイヤ人に乗っ取られたかわいそうな民族です。
べビーやDr.ライチーとサイヤ人たちの因縁について紹介していきます！
目次一覧
ツフル人とは
惑星ベジータは、惑星プラントをサイヤ人が乗っ取った星の名。元々住んでたのがツフル人なら、ベリー達はツフル人？ pic.twitter.com/qnqmWI3AM8
— 紫ドドド (@2486_ora) September 6, 2021
サイヤ人に自分たちの住む星ごと乗っ取られたかわいそうな民族。
もともとは惑星プラントという文明の発達した星に住んでおり平和に暮らしていました。
侵略された事を長年根に持っており、サイヤ人たちへ復讐を果たすべく、その機会をうかがっています。
ツフル人は惑星プラントをサイヤ人に乗っ取られて絶滅
かつてサイヤ人の本来の故郷である惑星サダラが崩壊し、サイヤ人たちは住む星を求めて宇宙を彷徨います。
そんな時ツフル人たちは、自分たちの住む星をサイヤ人たちの移住先として受け入れます。
サイヤ人たちは文明に乏しく原始的な民族でしたが、ツフル人たちの発達した文明を徐々に自分たちの物にしていくと、ツフル人たちに反逆をはじめました。
元来の戦闘力の高さに加えて文明を得たことで、ツフル人たちは成すすべもなく絶滅することになってしまいます。
優れた科学力で様々な発明をしていた
スカウターはツフル人による発明と言われています。
また、戦闘服や宇宙船なども、当時のツフル人の科学技術を応用し、サイヤ人からフリーザ軍へと移行していき、より良いものに改良されていったようです。
おそらくもともとは、ツフル人たちが自分たちの生活をより豊かで便利にしたり、自衛の手段として少しずつ発展した文明だったと思われます。
しかし、ひとたびサイヤ人たちの手に渡ると、それらは凶器と化してしまったのでしょう。
ツフル人に関連するキャラクター
ツフル人として登場するキャラクターは数名いますが、どんなキャラクターだったのでしょうか。
原作では登場しませんが、GTやゲーム、OVA作品などに登場します。
基本的にみなサイヤ人たちへの復讐心に駆られています。
ベビー：ツフル王の遺伝子で作られた寄生生物
ベビーはドラゴンボールGTに登場します。
ツフル王の細胞によって作られたマシンミュータント。
サイヤ人への復讐のためあらゆる生物に寄生して卵を産み付け、支配してしまいます。
ドクターミューの研究所で覚醒し、培養カプセルから出現した後、悟空達に消滅させられたと思われましたが、体の一部がミューの体内に入り込み逃亡します。
回復したのち、ミューの体内から外に突き破り悟空達に接触しますが、トランクスの体を乗っ取ることはできず、またもや逃亡します。
その後、近隣の星などを周りながら徐々に力を蓄え手成長していきます。
そして、サイヤ人の臭いを嗅ぎ付け地球にやってきたのちに、闘いが始まりました。
地球人のほとんどを支配下に置き、悟飯や悟天に寄生しながら最終的にベジータにまで寄生してしまう恐ろしい相手です。
大猿化してしまうとスーパーサイヤ人４の悟空でもかなり危うい状況になりましたが、尻尾を切りベジータの体にいられなくなったことで形勢逆転。
最終的に悟空のかめはめ波で消滅させる事ができました。
ドラゴンボールの作品には相手を吸収する能力をもった敵がいましたが、ベビーのように卵を産んで寄生するタイプの敵はいませんでしたね。
なかなか気持ち悪い能力をもった強敵だったと思います。
Dr.ライチー：ツフル人最高の科学者
高度な文明をもったツフル人の中で、最も優れた科学者と言われています。
ゲーム「ドラゴンボールZ外伝サイヤ人絶滅計画」と、同名のOVAに登場。
サイヤ人が惑星プラントで反逆をした際、対サイヤ人マシンして作ったハッチヒャックのエネルギーを溜めるべく宇宙へ逃げ出そうとしますが、大猿化したサイヤ人たちに殺されてしまいます。
その後ハッチヒャックが集めた怨念によってゴーストライチーとして復活を果たし、悟空達サイヤ人たちの住む地球に復讐にやってきます。
また、地球にデストロンガス発生装置を送り込み、地球に住む生物を全て殺そうとします。
復讐の対象はサイヤ人のはずなのに、無関係な地球人たちも巻き込むあたり、温厚といわれれているツフル人とは言えない所業ですね。
ハッチヒャックのエネルギー源が怨念というところからも、ツフル人には珍しい過激な思想をもった人間だったのでしょうね。
最終的には暗黒惑星が決着の場となり、悟空たちによって倒されます。
ハッチヒャック：対サイヤ人マシン
ベビーは、サイヤ人に滅ぼされたツフル人が作り出した生命体だけど、
同じくツフル人が作り出した生命体がもう一人いることを皆んなは当然しってるよね？これはシークレット追いDLCありますねぇ… pic.twitter.com/gpvt2VxNjm
— 光のコロッサスさん (@nameneko21) January 13, 2021
ドクターライチーが作り出した対サイヤ人マシンです。
エネルギー源は怨念というドス黒さをもった兵器。
しかもサイヤ人たちに対抗するためにはエネルギーを蓄えるのに時間が必要とのことで、惑星プラントでサイヤ人が暴れていた頃は全く機能していませんでした。
ライチー死亡後は長い年月をかけ、暗黒惑星で徐々にエネルギーを増幅させてきましたが、最終的にゴーストライチーの強い怨念がきっかけとなり、人型に変貌します。
その戦闘力は凄まじく高く、あの伝説のスーパーサイヤ人ブロリーよりも上かもしれないとの事。
ツフル人全てに加え様々な怨念をエネルギー源にしていたハッチヒャックと、悟空一人に対する怒りによって戦闘力を高めたブロリーの戦闘力が近いって、ちょっと設定に無理がある気もしますが、怒りは原動力という事だけは良くわかりますね(笑)
リベンジャーカノン発動までの１５秒間に必殺技を打ち込むことで勝利する事ができます。
まとめ
- ツフル人たちは、かつて惑星プラントで共存していたサイヤ人たちの反逆によってほとんど絶滅してしまった。
- ツフル王の細胞により作られたベビーと、怨念によって復活したゴーストライチーはサイヤ人たちへの復讐をそれぞれ企て、独自の方法で行っていった。
- ベビーは寄生により人類を支配下におき、ライチーはハッチヒャックによる対抗、もしくはデストロンガスによる大量虐殺によって復讐を果たそうとした。
- ハッチヒャックは怨念により凄まじい力を持っているが、その強い力で技を放つまでに時間がかかるため、その点が致命的な弱点となり悟空達は勝利することができたと言える。
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