グレゴリオツェペリの鉄球の能力や強さを解説!ジャイロの父親はスタンド能力者ではない?

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ジョジョの奇妙な冒険第7部『スティール・ボール・ラン』にジャイロの父として登場するグレゴリオツェペリ。

彼が持つ鉄球の能力や強さ、そしてスタンド能力を持っているのかについて詳しくお伝えします。

グレゴリオツェペリとは

グレゴリオツェペリは、作中の回想シーンなどで登場する、

ジャイロツェペリの実父です。

厳格で物静かな性格であり、声を荒げたり、息子を罵倒したりするようなことは

決してありませんでした。

ところが、ジャイロが法の審議に対して法廷に異議を唱えた際と、

女性死刑囚が騒ぎを起こした際

静かに怒りをあらわし、ジャイロを震え上がらせます。

ジャイロにとって偉大な父であり、レースの岐路において進むべき道を示してくれる

心の師と言っても過言ではないでしょう。

グレゴリオツェペリの鉄球の能力

作中グレゴリオツェペリが鉄球を使用するシーンは1度しか描かれていませんでした。

死刑が確定している死刑囚が拘束され、

今まさに刑が執行されようとしている場面で暴れもがいていた際、グレゴリオは鉄球を使用しています。

それまで、死への恐怖から叫び続けていた死刑囚は、鉄球を背中に受けることで

嘘のように静かになり、首を落とされます。

グレゴリオの鉄球には、恐怖により心が荒ぶっている者に平穏を与えて苦しみを取り除く力があったのでしょう。

グレゴリオツェペリの強さ

グレゴリオツェペリにあるのは闘いの強さではなく、精神力、心の強さです。

時には「男には地図が必要だ・・・荒野を渡りきる心の地図がな」と、息子に男の世界を説いたり

「人の幸福とは家族の中にこそある」

「家族を守ることが国を守ることにつながり、家族がバラバラになるという事は先祖を・・・そして未来の子孫を軽蔑することにつながる」

と、人生において何を大切にしなくてはならないのかを説いたりと、

かなりの人格者であることを伺わせていましたね。

医者として様々な人を貧富の隔てなく救い、

また一方では死刑執行官として受刑者の尊厳を守り、粛々と職務をこなす気高い精神は

息子であるジャイロに受け継がれ、やがてはジョニィにも受け継がれた事でしょう。

ジャイロの父親の能力はスタンド能力ではない?

グレゴリオにはスタンド能力はありません。

代々ネアポリス王国では鉄球の技術が受け継がれ、

その技術を医術に応用したり、王の護衛のために使用してきました。

受け継がれる中で技術は磨かれ、様々な効果を習得していったのでしょう。

同じように、ネアポリス王国出身で、鉄球の技術を持っていた登場人物に「ウェカピポ」がいましたね。

彼の能力は鉄球を使った護衛用の戦闘術であり、衛星の衝撃波で左半身を認識させなくしたり、

体を硬質化させたりすることもできました。

ジャイロも独自に技術を磨き、ダメージを体の別の場所に逃がしたり、

体の中の水分を絞り出したり、相手の筋肉を操ったりしていましたね。

他にも女性の体毛処理をしたり、バストアップさせたりというエステティシャンのような能力も身についていました。

スタンド能力は『悪魔の手のひら』に近づいた者、遺体を手にした者にのみ発現する設定なので、グレゴリオの鉄球はあくまで受け継がれた技術と解釈できます。

ツェペリ家の役割と仕事

グレゴリオツェペリは、表向きの職業は医者であり、

自宅の診療所で貧しい人も金持ちも分け隔てなく診察していました。

ところが、ネアポリス国王の使いが訪れる月に1度か2度、

全く違う別の顔を持っていましたね。

それは『死刑執行人』という顔でした。

ジャイロも25歳になった時に父の地位を受け継ぎ、医者として手伝う傍ら死刑執行人となります。

ツェペリ家は、380年にもわたって、当時の国王から命を受け、

一族代々死刑執行の任務を世襲してきた家系だったのです。

レース終了の数年後、ネアポリス王国は革命により王制が廃止され、

それに伴い死刑執行官を務めてきたツェペリ一族は他国に移り住んだと記されています。

まとめ

・グレゴリオツェペリは表の顔は医者、裏の顔は死刑執行人である

・スタンド使いではなく、鉄球を技術として使いこなしている

・厳格で、職務に感傷を持ち込むことをタブーとしていた

・国内に居場所をなくしたウェカピポの妹をどこかの田舎でかくまっている

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