シュガー・マウンテンの能力は継承される?泉の番人がかわいいが名前の由来は?

スティールボールランの6thステージが始まったところ、ミシガン湖畔でジョニーとジャイロは「聖人の遺体」の捜索と迫り来る敵への対策について作戦を話し合っていました。

その最中、ふとしたことでジャイロが泉に落としてしまった鉄球を拾ったシュガー・マウンテンはそれを持ち去り「遺体」を守る大木のもとへ誘い込みます。

近づく人間をとり込み、番人としながら継承されていく能力と、シュガー・マウンテンについてお話ししたいと思います。

シュガー・マウンテンとは

シュガー・マウンテンはジャイロが泉に落とした鉄球を持ち去り大木のもとへ誘い込んだ女の子の名前です。

大木のもとにいつからいるのか、はっきりとはしていません。推定50年前から?推定66歳?とだけ記されています。

シュガーが小さかった頃、両親が鉄の斧を泉に落としてしまった時から泉のもとの大木に住んでいるようです。そして、「待つように」言いつけられてたとのセリフがあります。

泉に人が物を落とすのを待ち、その落とし物と対極的に高級な品物を取り出して「どちらを落としたのか?」を尋ねるという、童話の銀の斧銀の斧の女神の役割をしていました。

本物の高級品が出てくる能力の本体のように思えたシュガーですが、実際は「聖人の遺体」が大木に与えた能力に捕らえられた人間の1人だったようです。

シュガー・マウンテンの能力:シュガー・マウンテンの泉

シュガー・マウンテンの泉は童話の金の斧銀の斧が元になっているような能力です。

大木のもとに1人の人間がいて、その周りの泉に物を落とした人の前に現れます。そして

「あなたが泉に落としたのは
この〇〇(実際に落としたもの)ですか?
それともこの〇〇(最高級のもの)ですか?」

と質問します。

自分が落としたものを正直に答えると両方とももらえるというルールです。

落としたものではない最高級のものは実際に鑑定に出して価値がつけられる本物のようです。

ストーリー上で最初にした質問だけは、金の斧銀の斧と同じように、ジャイロが落とした鉄球を質問に入れず、大きな金塊と、45カラットの巨大ダイヤモンドのどちらかと聞きました。

自分の鉄球を返せと答えたジャイロは正直者とみなされ全部を手に入れることになりました。

さらにジョニーが手元のキノコを払って落としたのに対して、「毒キノコ」と「高級な松茸」のどちらを落としたのか質問しました。

ジョニーは毒キノコの方を落としたが、その時シュガーは大木の穴の中に入っていてその場面を見ていないということに疑問を持ちましたが、その発言が毒キノコの方を落とした正直な答えとみなされ松茸を手に入れました。

近くに「聖人の遺体」の一部があることをつきとめているジョニーとジャイロは不思議な行動をするシュガーの大木の中の荷物を調べ、木の葉や泥で料理に見立てたものを泉に落としてしまいます。

すると、「葉っぱと泥のフルコース」と共に「出来たてホカホカの高級フルコース料理」が現れ2人はスタンド使いだと確信します。

ここまでの能力を理解したジャイロは「新聞紙」とジョニーがつけていた「うすらキッタねえ腕時計」を泉に落とします。

シュガーは選択肢に紙幣の「紙たば」と「ブレゲ社製の腕時計」を出し、正直に答えたジャイロは両方とも手に入れました。

さらに調子づいたジャイロは食糧として持っていたウサギの耳を泉に落とすと、シュガーは

「あなたが落としたのは
このウサギの耳ですか?
それとも、この人間の耳ですか?」

と質問をし、手に持っていたのは「聖人の遺体」の両耳部分でした。

このシュガー・マウンテンの泉に守られていたのです。

ジャイロが食糧として持っていたウサギの耳を泉に投げ入れたことで「最高級品」として出てきたものですが、ウサギの耳とどちらを落としたのかと質問するシュガーも初めてのことだと驚いている様子でした。

泉に落とされたものに関連する高級品を出すルールからジャイロが「ウサギの耳」を落としてみようと思ったことが少なくとも50年ほど守られ続けてきた「遺体」の両耳部分を導き出したようです。

ジャイロのセリフから、シュガーは「守り神」のような役割を与えられているスタンド使いだと記されています。

「遺体」が役割を与えた守護精霊のようなものという能力です。

このことから本体が使う能力というより、スタンドに取り憑かれているような、本体の意志が100%反映されていない「呪い」のようなタイプのスタンドと思えます。

似たような前例を挙げてみると
第3部で「アヌビス神」
第4部で「スーパーフライ」「チープトリック」
第5部で「ローリングストーン(ズ)」
第8部で「ミラグロマン」

などです。

細かい部分でそれぞれ違うものにも見えますが、ある条件を満たすとスタンドが移り本体が変わる、本体の意思と関係なく一人歩きしている、もしくは本体がいない。

といった特殊なスタンドに分類されます。

「聖なる遺体」を守るための罠のような能力を持つシュガー•マウンテンの泉の本質は正直に答えてが手に入れたものをその日の日暮までに正当な取り引きをして使い切り、手放さなければならないということです。

与えたり盗まれても騙し取られたとしても不可で、取り引き無しに手放そうとし始めた時点で体が木の実になり始めます。

木の実になってしまうと年をとりませんが、大木にとらわれ泉の番人となり解放されるまで順番待ちをし続けることになります。

シュガー・マウンテンとその両親は推定50年くらい待ち続けて順番が回ってきたようです。

ジョニーの持つ「遺体」の脊椎部分が作る地図により、両耳部分と右腕部分は同じ場所にあることがわかっていたので、2人はさらにウサギの前足を泉に落とし「遺体」の右腕部分を手に入れミシガン湖畔を離れ町へ手に入れたものを使い切るために向かいます。

泉に落としたものを質問され、正直に答えて高級品を手に入れ、その日の日暮れまでに使い切る。

さもなければ大木の「木の実」になる。
それがシュガー・マウンテンの泉の能力です。

継承され続ける能力の設定

シュガー・マウンテンのスタンドのように現れた大木の能力は何人かの人間を木の実としてとり込み、1人が入ると1人が出るというようにとり込んだ順番で1人ずつ出られるようです。

ストーリー上ではシュガー以外の人間が泉の番人となっている場面はありませんが、シュガーの次にはシュガーの両親がなる予定だったそうです。

泉の番人はものを落とした人に対して「何を落としたのか」質問をします。

正直者には全て与えられ、嘘をつくと棘のついた大木の蔦がベロに突き刺さって、ノドのずっとずっと奥底から内臓ごと引っこ抜かれて死んでしまうそうです。

童話の金の斧と銀の斧では正直な木こりが全部をもらって終わりでしたが、シュガー・マウンテンの泉にはさらに条件があり、

「手に入れたものを日が暮れるまでに全て使い切って無くさなければならない」というものでした。

「取引」をして使い切ることがルールで、与えたり盗まれたりしても「不可」

この「取引」に関するルールが厳格で、違反行為を始めた時点で足元から木の根に変化し「木の実化」が始まります。

作中では、農場のオヤジにブレゲ社製の腕時計をあげようとした時
たまたま会った女の子に奢ろうとした時
ダイヤと金塊の価値を無視していくらでも売ると言った時
博打でディーラーがイカサマをして負けることが確定した時

時計をあげようとするのと、女の子に奢ろうとしたこと、ダイヤと金塊の価値を考えずに取引をしたいと持ちかけた場合はその発言をしたジャイロだけに「木の根化」が現れました。

博打の相手がイカサマをして負けが確定した場合は2人に違反する行為が無いにもかかわらず、無条件でものを与える状況がシュガー・マウンテンの泉のルール破りとみなされました。
ここでは2人とも「木の根化」が起こっています。

どこにいたとしても壁や地面に引き摺り込まれ、大木のもとにとらわれてしまうようです。

こうして正直者だけど手に入れたものを使いきれなかった人が木の実になり、泉の番人となり、新しい人が入ることで入れ替わりに解放されるのを待つというサイクルが繰り返されているようです。

泉で手に入れたものを日暮までに正当な取り引きで使い切ることができると木の実としてとらわれている人達は全員解放され、「遺体」の部位の守護も解除されるようです。

シュガー・マウンテンの名前の由来や意味

シュガー・マウンテンという名前はニール・ヤングの楽曲が由来だと思われます。

言葉の意味は「砂糖の山」ですが、由来のニール・ヤングの楽曲の歌詞には「シュガー・マウンテンの泉」に関わる?ような部分も含まれているようです。

「シュガー・マウンテンで、色んな動物たちと、たくさん色づいた風船と一緒に暮らしていくのに、君が20歳になってはダメなんだ。このシュガー・マウンテンではね。」

曲のサビの前半部分です。
泉の番人として山のような大木で暮らしているシュガーをイメージしているように思えます。
約50年ほどいるが10代のような姿でいるのもこの歌詞からなのかと思ってしまいます。

「自分は、ちょっと出ていくのが早すぎる思うかもしれないけどね。
あっという間に、君はそこから立ち去って行くのだから。」

サビの後半部分です。
「木の実化」してしまっても出てこれる大木と泉の能力が継承されるものとなった由来のように思える歌詞です。

「お祭りは、ひどくガヤついている。
だけど、君の友達はみんなそこにいるし、
そう。君の手には綿菓子だってある。
それに、君のお母さんもいるし、お父さんもいる。」

さらに歌詞の一部です。
ガヤついているお祭りは「スティールボールランレース」そのものと思えます。
友達は木の実になってしまった人?
お菓子でも料理でも何でも出せるスタンドですね。
シュガーのお母さんもお父さんも登場しています。

「すぐそこの廊下に、女の子が1人いる。
ほら。振り向いて、その子の笑顔を見るなら、
君は、その子が書いた言葉を聞くことだって出来る。
秘められた、その言葉を読みながらね。
今、君は階段の裏にいて、出くわすヤツらを、君はにらみ返している。
そう。君が初めて吸うタバコ。」

さらに先の歌詞です。
出くわすヤツらは泉にものを落とした人?落としたものを質問し、手に入れたものを使い切らなければならないルール説明する女の子がいるという設定の由来と思えて仕方ありません。

「君は家を出ると言う。
1人になりたいからだと。
どうだい? 不思議な気持ちだろ?
今、君は現実を目の当たりにしている。」

歌詞の最後の部分です。
「現実を目の当たりにしている」という締めくくりが「スティールボールラン」の中でシュガーが放った1つのキーフレーズを表しているように感じます。

「全て」を敢えて差し出した者が、最後には「真の全て」を得る

これが歌詞の中の「現実」と並べ、スティールボールランのキーワードとなるものを訴える役目を担ったシュガー・マウンテンと思えました。

シュガー・マウンテンの名前の由来:ニール・ヤングの楽曲

シュガー・マウンテンはニール・ヤングが19歳の誕生日に書いた楽曲です。

弾き語りで演奏されることが多く、1979年のライブ・アルバム『Live Rust』のA面1曲目を飾りました。

1964年11月12日、オンタリオ州のフォート・ウィリアムでヤングは19歳の誕生日を迎えました。

ウィニペグで結成したバンド、スクワイアーズ(The Squires)とともにツアーを行っていたときで、宿泊先のヴィクトリア・ホテルでこの曲を書きました。

ニール・ヤングが在籍していたスクワイアーズは、年齢が20歳になる前にバンドを辞めてもらう、というルールが存在しました。

スクワイアーズを脱退し、ウィニペグのフォーククラブで活動していた頃、ヤングはジョニ・ミッチェルと知り合いました(ミッチェルの回想によればこの時代の彼はボブ・ディランに非常に影響を受けていたという)。

ミッチェルの代表作の一つに「シュガー・マウンテン」への返歌として書かれた「サークル・ゲーム」という曲があります。

7部の女性キャラでも特にかわいい

第7部ではルーシーとホットパンツを中心に個性豊かな女性キャラが登場しています。

サンドマンの姉や、スカーレット大統領婦人と並んでストーリーに関わる役柄を持っていたシュガー・マウンテンです。

ジョニーとジャイロの明らかな敵という立場ではありませんでしたが、「遺体」を集める上での障壁となるスタンド使いとして、重要な役割を持っていました。

実年齢は推定66歳くらいですが、記されているように50年ほど大木にとらわれて年をとっていないようなので16歳くらいの容姿です。

第7部の女性ではホットパンツやスカーレットは完全に大人であり、ホットパンツはバトルでは逞しさ、思い出の中には悲しみを持っていました。
スカーレットは大人の性癖やバトルでは残酷さが際立ったので、この2人にかわいいという印象は弱く感じます。

ルーシーとシュガーは10代半ばの同世代ですが、容姿や境遇が全く違っていました。
ルーシーが金髪の西洋風の美少女であるのに対して、シュガーはストレートの黒髪でオリエンタルな雰囲気も感じます。
さらにシュガーは女子としての心得のように

「髪をいじりながらゴハンを食べてはいけませんよ」
「女の子は彼氏よりはいつも少なめに食べてキャラグッズやロリファッションはもう卒業!」
「ポテトチップは食事じゃありません」
「爪を噛むのとクスクス笑いは下品ですよ」
「ニンニク料理とケンカの言いわけは控えめにね」
「嘘泣きするのもやめなさい」
「好きでもないのに男の子をアッシーに使うのもやめなさい」

と、お人形の「キャンディー」に言いつけていました。

キャラデザインで誰が可愛く見えるのかは見る人個人の好みだと思いますが、シュガーが登場した時の大木と泉の妖精のような雰囲気とおままごとのような事をしている幼さが女の子のかわいらしさを感じてしまいますね。

まとめ

「聖人の遺体」が人では無く大木と泉に能力を与え、近づく人を取り込んで本体を入れ替えながら「耳」と「右腕」の部分を守っているのがシュガー・マウンテンの泉です。

童話の金の斧銀の斧の女神ように正直者に泉に落としたものとその高級品を与えますが、その日の日暮までに使えなければ「木の実」としてストックされ、女神の役割を人間が継承していく能力です。

シュガー・マウンテンの泉はニール・ヤングの楽曲が名前の由来です。

番人は普通の人間なので女神のような女性とは限らず、老若男女どんな人でもなる可能性はありますが、作中のシュガーは見た目も名前も妖精のようなかわいい女神でした。

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